久しぶりにオープンワールドを隅々まで堪能したくなるゲームが発売されました。ですが、そのゲームはバグだらけで正常に起動しない問題などが現在でも解決されておらず、PS4版では返金処理の対応を行っている状況となっている【サイバーパンク2077】。
現在、PC版ではかろうじてバグの問題は回避して動作しておりますが、このゲームは一度体験してしまえば【バグすら愛してしまいそう】な程の素晴らしい出来映えでした。
サイバーパンク2077はバグだらけ、でもハッピーになれる
最近ではNintendo Switchのゲームが売れに売れておりますが、国内のニーズが短い時間でも楽しめるあつ森のようなタイトルが多い中で、海外の(洋物の)ゲームはその逆を直走っており、携帯ゲームに反して、特にこの【サイバーパンク２０７７】は、据え置き機(PS4やPS5)もしくは超ハイスペック環境のパソコンを推奨。
ついでにシナリオは非常に濃厚で、サイバーパンク２０７７を制作指揮を行っている会社が、以前書いた記事【「ウィッチャー」シリーズが売上5000万本を突破、ゲームが苦手な方でもNetflixでドラマを観れば大ハマリ間違いなし！】の会社が制作していますので、細かいサブストーリーまでもが全てが心に刻まれる内容はサイバーパンク２０７７でも健在でした。
一見、「サイバー」という言葉で「近未来=SF」というイメージで考えていた私が情けない。このタイトルにもある2077というキーワードは【2077年の未来を描いている】のですが、混沌とした世界の日々を非常にリアルに描写。
また、他のゲームタイトルの美味しいところを全て凝縮したシステムはメインシナリオを進めたくない気持ちにまでなってしまう程、終わらせたくない衝動がハンパではなく、些細なシナリオで私が下した判断により、これが現実世界と錯覚してしまうかのようなショッキングな選択肢が星の数ほど存在しているのです。
この世に完璧なものはないけど、サイバーパンク2077はバグだらけ
因みに、ここまで書いて何ですがサイバーパンク２０７７のバグは個人的には笑ってしまうほどのどんでもない演出となっている事があり、タバコを吸う女性が【放り投げたタバコがまた指に戻ってくる】描写がありまして、個人的にツボでした。
ファミコン世代の人間としてはバグのあるゲームで遊ぶのは日常茶飯事でしたので、その不具合も含めて遊びとして取り入れていましたから、今回のサイバーパンク２０７７のバグは起動さえしてしまえば、全てが愛おしく感じる程までの素晴らしい世界観となっております。
「ここまで作り込んでいたらそりゃぁバグだらけになるよ」と思える程の出来、2020年にこのゲームに出会えて本当に良かったと感じさせてくれるほどまでに素晴らしい完成度だとおもいます、バグだらけですけどね。
年末年始はどうせ巣ごもりでしょうから、もう購入しちゃったらどうですかね。
君もバグだらけのストリートを駆け抜けよう