先日パソコンに搭載されていた内蔵HDDの経年劣化で起動が遅く、SSDに換装すれば解決なのですが利用しているアプリケーションが多数ある事からクローンを行ってみたのですが、起動に失敗する事態が起きました。
その原因がこちら、Optaneメモリーの存在でした。
このOptaneメモリーは、SATA接続の大容量のHDDなどの弱みとなる「低速である」事を解消させる為にキャッシュ的な役割になるのですが、これを設定してしまうとHDDを交換した際に希にエラーとなってしまい起動出来なくなる事があります。
それが今回の問題と考えましたがエラーとなってしまう問題を検証するよりも安定したOSを提供する事が目的ですので、今回はNVMeのSSDを装着してOSのクリーンインストールを行いました。
長く修理をしていると、迅速な対応を行う事と丁寧な修理を心がけるにはお客様に早急にご報告して路線を変える事もあります。妥協ではなく確実性も大事、それでも幾分かはトライします。
このようになられた方も、ギリギリまで検証してみてダメならば早々にクリーンインストールに切り替えましょう。