7年間愛用しているMVNO業者のIIJmio(通称みおふぉん)で、私は格安SIMを2枚とeSIMを1つを契約しております。ですが、ここ最近では大手キャリアの新ブランドの値下げプランの影響で魅力が大きく半減しているIIJmioが、満を持して新料金プランの発表がありました。
現状のIIJmioの料金プランは1,298円の割引のみ
まず、現状のプランでは1GBのパケットですが、音声通話付きで1,298円(期間限定で528円)となっており、3月31日までの受付の段階では最安値とも言えるキャンペーン内容と思われます。
とは言え、期間限定のお値下げだけは顧客の心は動かないのが現代となっており、加入者の囲い込みとしては効果が一時あったとしても、期間終了後は楽天モバイルなどのゼロプランなどの魅力あるキャリアに移行されてしまうと思われます。
新料金プランは最安値で780円からと破格に
そこでIIJmioは新プランが2月24日に発表があり、これがなかなか・・・予想以上のお得なプランを発表されました。
そして、一番気になる料金プランはこちらです。
ですが、気になる箇所が何点かあります。
- 音声通話料金と通話定額は従来通り？
- パケット超過後の低速通信は最大どのくらいなのか？
- 既存の追加したSIMは別途の扱いになるのか？(回答あり)
- 既存ユーザーの先行申込の表記がなくなった？(回答あり)
この上記の「気になること」のひとつの、「既存の追加したSIMは別途の扱いになるのか？」という回答らしき内容が、IIJのエンジニアさんのツイートで解説がありました。
結果として契約されている追加SIMは「SIMは一枚につき一契約」となる扱いとなりそうです。解釈すると、SIMカードの追加を行いたい時は都度手数料を支払うという事になり、これでは気軽に申込みが出来ない分、十分な注意が必要となりました。
また、「既存ユーザーの先行申込の表記がなくなった？」という内容にも回答らしき内容をツイートしており、システム都合で先行受付は不可となった事で既存ユーザーの方は2,000円分のギフト券をプレゼントして頂けるとの事です。
通話定額の弱点を他のMVNOで解消するのも手
とはいえ、現在のプランと比較すると半額近い価格となっているのは間違いなく、現状を参考までに私が契約している【ミニマムスタンダードプラン(音声通話+3GB)と追加SIM分】の価格をご覧頂ければどれだけ頑張った結果となっているかをご理解頂けるかと思います。
ざっくりと見て新プランの2倍の費用を支払っており、ミニマムスタンダードプランの計1740円が新料金プランでは980円になり、追加SIMが400円が廃止され別途契約扱いとなるので、最安値のeSIMプランの680円に切り替えを行っても累計1,660円となり、しかもこれらのSIMはデータシェアが可能となりますので月6GBのパケットを利用する事が可能になり300円程安くなる結果となります。
考え方と工夫次第では2枚のSIMカードを契約しても、十分にお得な構成で利用が可能になるっぽいですね、よかったよかった。
一点だけ不満があるとすれば格安通話と通話定額の条件が「みおふぉんアプリ」を使用して通話をしないと割引もしくは定額にならないのがIIJmioの弱点です
最後に、通話定額を重視される方はIIJmioは通話完全定額サービスは行っておらず、どうしても時間を気にせず通話を行いたい方は【日本通信】というキャリアの「合理的かけほプラン」が2,480円で提供されており専用アプリ不要で通話し放題という、現状では最強のキャリアサービスがあります。
さてさて、どうするか・・・とお悩みになられている方が多いかと思いますが、現状では日本通信が軍配が上がりやすいプランが多い事から、IIJmioが候補に入れる要素は【最低限利用が出来る通話とパケット2GBの780円プラン】しかないでしょう。
ここは難しく考えずに、身の丈にあったキャリアを選択する事が得策かと思いますので、「使うかも？」ではなく「これだけは必要」だと思うプランを提供するキャリアをお選びになられるだけで良いかと。
私はメインスマホとiPadはIIJmioで上記の新プランに変更、サブスマホには通話定額の日本通信を選択すると思います。そうです、自由です、自由でいいんです。本当に必要なプランだけを選択して品質もそこそこで安ければ良いじゃないでしょうか。
3機種契約しても月額4,000円程度でパケットは累計25GBで1機種だけ話し放題、最高ですねぇ・・・良い時代になりましたねぇ・・・ウホッ！
うぉぉぉ・・・かなりお安く感じますね！