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クーラント液が漏れたPCからの部品取り〜からの清掃〜からの制作、が無事終わりましたよー!

マザーボードを取り外す

無事、取り外し完了。あ、これは先日投稿した「水冷クーラーがで液漏れしたパソコン、めちゃくちゃ楽しい修復が待っていた件」の続きなのですが、元々装着されていた様子はこちら。

BTOパソコン

この水冷水漏れとなった配管からクーラント液を抜いて、キレイに清掃したのが最初の画像なのですが、黙々と作業をすると時間を忘れてしまうんですよね、気が付けば閉店時間を過ぎた22時を回っておりました。

漏れた原因は依頼者様からのご報告で分かっておりましたが、現物を見ると如何にCPUに高負荷となっていた事、また経年劣化による損傷であった事が見て取れましたね。

水冷水漏れ

とは言え、非常に品質の良い水冷システムであった事から、CPUに被害は及んでいなかった様子で、これは前制作者が出し惜しみのない投資を行った結果という事になり、無事一番必要な部品取りは完了した訳です。

スッポンしなかったRyzen9

そのCPUを新しいマザーボードに取付、今回は「ASRock  B550 Steel Legend」を採用、多分AMD AM4のソケット対応モデルとしては2024年では最上位となるマザーボードとなります。

なにせRyzen9ですからね、高負荷に耐えられるだけではなく対応しているポートの数にもこだわらなければならない理由があったのです。

新マザーボード

理由その1として、簡易水冷クーラーとしても3連ファンを装着したかったという事。これはRyzen9という事で高負荷でもしっかりと冷却するには「DEEPCOOL LT720」を入れたかったのです。

因みにこの製品は、第4世代ウォーターポンプ、FK120ファン採用の360mm水冷CPUクーラーで高性能冷却を実現している上で、最大の利点は「ファンが光らない」という作りが非常にGood(水冷ブロックは光るけどね)。

簡易水冷クーラー

その簡易水冷クーラーを取付け、マザーボードを装着し、前回「【最初の一歩】水冷が水漏れしたPCのグラボの清掃と入れ替えを行いました」という記事にのグラフィックボードを装着。

入れ替えたPCケース

つまり、このPCの制作に至るまでには水冷水漏れしたPCの清掃を行い、水冷化されたグラフィックボードをリーテルクーラーに戻し、パーツを全て取り外し、新しいPCに換装するという作業、こりゃ時間がかかる訳です。

そして、緊張の一瞬。なにせ分解清掃したの部品があまりにも多かったので電源を入れた時にASrockのロゴが出た時の快感は誰にも伝わらなくても良いのですが、めちゃめちゃ歓喜でしたね、いやぁ〜嬉しかった。

そんな事で、高負荷テスト。ベンチマークソフトの「FF14ベンチ」を2回行いましたが問題なし。

ベンチマーク結果

ここで、ご依頼主から「CPUとGPUの温度はどうなっていますか?」とLINEを頂きましたので、確認しましたが高負荷でCPUは78℃、GPUは68℃程度でしたが、これは割と良い結果ではないでしょうか。

CPUとGPUの温度

そんな事で、完成したPCがこちら。あまりにも大きいPCケースなのでガンプラを置いてみましたが、伝わらないと思いますが凄い大きい。ミニ冷蔵庫並みに大きい、これは羨ましい。

PCケースとガンプラ

という事で、正味3日程かかりましたが無事作業を終える事が出来ました。お客様にもご満足頂けるご依頼内容になったんじゃないかな?と思いますが、この苦労は記事にしなければ絶対に伝わらないと思いましたので三部作とさせて頂きました。

個人的には大満足ですけど、どうでしょうかねー

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