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ゴミ箱から削除したファイルを復元する方法|完全削除でも諦める前に試したいこと

ゴミ箱から削除したファイルを復元する方法|完全削除でも諦める前に試したいこと
※この記事は Tenorshare より製品提供を受けて作成しています。ただし実際に操作して確認した内容をもとに、復元できる場合・難しい場合の両方を正直に書いています。

先日、常連のおじいちゃんから笑いながら電話がありました。「手が震えてな、大事なファイルを消してしまったんだ。どうしたらいいかね?」って。

笑い話みたいに言ってくれてましたが、内容を聞いてみると、ゴミ箱まで空にしてしまったとのこと。これは笑えない話になってきました。

「ゴミ箱を空にしてしまったなら、もう無理だよね?」と聞かれることが多いのですが、実はそう簡単に諦める必要はないんです。ただ、状況によって話が変わってきます。今日はその「ゴミ箱から削除してしまったファイルを復元する方法」について、わかりやすく整理してみます。

まず「削除」の仕組みをざっくり理解しておこう

「削除したらデータが消える」というイメージがありますが、実は Windows の削除はちょっとだけ違います。

普通にDeleteキーで消したファイルは、まずゴミ箱に移動するだけです。ゴミ箱の中にある間は、右クリック→「元に戻す」で簡単に復元できます。

問題は、ゴミ箱を空にしてしまった後です。空にした瞬間、Windowsは「この場所は空き領域として使っていいよ」というマークをつけます。でも、データそのものがすぐに消えるわけではないんです。新しいデータで上書きされるまでは、実はストレージの中にひっそりと残っています。

つまり、「ゴミ箱を空にした直後」なら、専用のソフトで掘り起こせる可能性がある、ということです。

店長 店長より

おじいちゃんの話に戻ると、「消してからどのくらい経ちましたか?その後パソコンは使いましたか?」というのが、まず聞かなきゃいけないことです。消えた直後かどうか、その後どれだけ触ったかで、復元できる可能性がまったく変わってくるんです。

ゴミ箱にまだ残っているなら、30秒で戻せます

まず確認してほしいのが、本当にゴミ箱を空にしてしまったのかどうかです。「空にした気がする」という思い込みも意外と多いので、先に確認しましょう。

1
デスクトップのゴミ箱アイコンをダブルクリックして開く
2
消したファイルが一覧に表示されていないか確認する
3
あれば右クリック→「元に戻す」で元の場所に復元完了
ゴミ箱アイコンがデスクトップに見当たらない場合:デスクトップを右クリック→「個人用設定」→「テーマ」→「デスクトップアイコンの設定」を開き、「ごみ箱」にチェックを入れると表示されます。
店長 店長より

ゴミ箱に残っていればこれで終わりです。おじいちゃんの場合、ゴミ箱を右クリックして「ごみ箱を空にする」を押してしまったとのことで、このパターンではありませんでした…。

ゴミ箱を空にしてしまった場合の選択肢

ゴミ箱を空にしてしまった、または Shift+Delete で直接消してしまった場合は、少し話が変わります。ただ、いくつか確認できることがあります。

① まず「以前のバージョン」を確認する

Windows 10/11 には、ファイルを以前の状態に戻せる「以前のバージョン」という機能があります。ただし、あらかじめバックアップやファイル履歴の設定をしていた場合だけ使えます。

1
ファイルがあったフォルダを右クリック → 「以前のバージョンの復元」を選ぶ
2
日付つきの一覧が出れば、消えた日より前のものを選んで「開く」→ファイルがあればコピーして保存
一覧が空白で何も出ない場合は、バックアップが取られていません。残念ですが次の手段へ進みましょう。
② 「ファイル履歴」を確認する

Windows のファイル履歴が有効になっていれば、そこから復元できる場合があります。こちらも事前に設定が必要なので、設定していなかった場合は使えません。

「どちらも設定していなかった」という方のほうが圧倒的に多いのが現実です。おじいちゃんのケースも、もちろんそうでした。そういった場合に登場するのが、次の「データ復元ソフト」です。
バックアップなしで完全削除してしまったら復元ソフトへ

バックアップも履歴も取っていなかった場合の、最後の手段がデータ復元ソフトです。

仕組みとしては、「削除済み」マークがついてはいるけれど、まだストレージ上に残っているデータを掘り起こしてくれるソフトです。完全に上書きされていなければ、見つかる可能性があります。

Microsoftの無料ツール「Windows File Recovery」

Microsoft公式が無料で提供している復元ツールです。Microsoft Storeから入手できます。

無料で使える(Microsoft公式)
コマンドライン(黒い画面での文字入力)操作が必要で、慣れていないと難しい
復元前にファイルの中身をプレビューする機能がない

おじいちゃんに「黒い画面でコマンドを打ってもらって…」とは、さすがに言えません。こういう場合に使いやすいのが、画面で操作できる GUI 型のソフトです。

GUI で操作できる「4DDiG」が使いやすかった

今回、製品提供をいただいて確認したのが Tenorshare 4DDiG Windowsデータ復元 です。マウスで操作できる画面なので、コマンドに不慣れな方でも使いやすい印象でした。無料版でスキャンや検出状況を確認できる場合があるので、「まず見つかるかどうかだけ確認したい」という使い方もできます。

4DDiGで削除済みのファイルを探す手順

実際の操作の流れをご紹介します。「こんな感じで使うんだ」というイメージとして読んでみてください。

① スキャンする場所(ドライブ)を選ぶ

起動すると、どこをスキャンするか選ぶ画面が最初に出てきます。

4DDiG 起動直後のドライブ選択画面
▲ 起動直後の画面。スキャンしたいドライブをここで選びます
1
削除したファイルが保存されていた場所を選ぶ。デスクトップに置いていたなら「Cドライブ」または「デスクトップ」、USBメモリなら該当ドライブを選ぶ
2
「スキャン」ボタンを押して待つ。Cドライブ全体だと数分〜十数分かかる場合があります
4DDiG スキャン中の進行画面
▲ スキャン中の画面。終わるまでそのまま待ちます
② ファイルの種類で絞り込む

スキャンが完了すると、大量のファイルが一覧に出てきます。削除したファイルの種類(写真・文書・動画など)で絞り込むと探しやすくなります。

4DDiG スキャン結果の絞り込み画面
▲ スキャン結果をファイル種類で絞り込んだ状態。更新日時も手がかりになります
1
ファイルタイプや拡張子で絞り込む(写真なら jpg/png、文書なら docx/pdf/txt など)
2
更新日時やファイルサイズも手がかりになる。削除したと思った日時に近いものを優先的に探す
3
ファイル名が「FILE0001」のように変わっている場合もある。名前だけで判断せず中身のプレビューも確認する
③ プレビューで中身を確認してから復元する

ファイルを選ぶと、復元前に中身を確認できます。「これが探していたやつだ」と確認してから復元できるのは安心ですね。

4DDiG プレビュー画面
▲ ファイルを選ぶと右側にプレビューが表示される。復元前に中身を確認できます
プレビューで文字化けしていたり内容が一部欠けていたりする場合もあります。「見つかった=必ず完全に戻る」ではないことは覚えておいてください。
④ 復元先は必ず別のドライブに
⚠ これだけは守ってください:Cドライブのファイルを復元したいとき、同じCドライブに保存してはいけません。復元作業自体が元データを上書きしてしまうリスクがあります。必ずUSBメモリや外付けドライブなど別の場所を指定してください。
「業者に頼む」vs「自分でソフトを使う」、費用がぜんぜん違う

おじいちゃんに「業者さんに頼んだらどのくらいかかるの?」と聞かれたので、正直にお伝えしました。

データ復旧の専門業者に依頼した場合、軽度の論理障害(今回のような誤削除)でも数万円からが相場です。重度の物理障害になると10万円を超えることも珍しくありません。

費用の目安(参考)
データ復旧の専門業者(誤削除・論理障害の場合) 3万円〜10万円以上
Tenorshare 4DDiG(ライセンス購入) 数千円〜(製品による)
Windows File Recovery(Microsoft公式) 無料

もちろん、ソフトを使っても必ず復元できるという保証はありません。でも、「まず自分で試してみて、どうしても無理なら業者へ」という順番で考えると、費用を大幅に抑えられる可能性があります。

おじいちゃんには「まずこのソフトで試してみましょう。数千円で済む可能性があります。それで見つからなかった場合だけ、業者を検討しましょう」とお伝えしました。

店長 店長より

「業者に頼む前に一度試してみる」という選択肢があることを知っているだけで、ずいぶん気持ちが楽になりますよね。ただ、大切なデータであれば、あれこれ触って状況を悪化させる前に相談してください。「触れば触るほど上書きが進む」というのが鉄則なので。

Tenorshare 4DDiG — まず見つかるかどうかをスキャンで確認
無料版でスキャンや検出状況を確認できる場合があります。業者に頼む前に一度試してみる価値があります
4DDiGの公式ページを見てみる
※無料版の利用範囲は製品仕様により変更される場合があります。ファイルの保存・復元には有料ライセンスが必要です。
消えたと気づいたら、まず「止める」

これ、本当に大事なことなのでもう一度書いておきます。

削除後もパソコンを普通に使い続けない。ブラウザを開く、ファイルを保存する、アプリをインストールする——これらが全部「上書き」につながります
復元ソフトを同じドライブにインストールしない。CドライブのデータをCドライブにインストールしたソフトで復元しようとすると、元データを上書きするリスクがあります
何度も再起動を繰り返さない。再起動のたびにシステムが書き込みを行い、上書きが進みます
CHKDSKなどのディスク修復を安易に実行しない。状況によっては復元できるデータを消してしまうことがあります

おじいちゃんのように「消えた!でもパソコン触り続けてた」という状況は、残念ながらよくあります。気づいた瞬間に止めるのが一番大事です。

正直なところ、復元できるケース・難しいケース
状況 復元の見込み
ゴミ箱にまだ残っている ✅ 確実に戻せる(右クリック→元に戻す)
ゴミ箱を空にした直後 上書き前なら可能性あり
Shift+Deleteで削除した直後 復元ソフトで見つかる場合あり
削除後もしばらくパソコンを使い続けた 上書きが進んでいる分、復元率が下がる
SSDでTRIM処理が進んでいる 難しくなる場合がある
ドライブをフォーマットしてしまった かなり難しい
SSDについて補足:最近のパソコンのほとんどはSSDを搭載しています。SSDはHDDよりもデータの痕跡が早く消える傾向があります。「消えた直後に動く」ことが、HDD以上に重要です。
まとめ:ゴミ箱からの削除、諦めるのはまだ早い

おじいちゃんの笑い話から始まりましたが、ゴミ箱を空にしてしまっても、すぐに諦める必要はありません。順番に試してみましょう。

1 まずゴミ箱を開いて、本当に空になっているか確認する
2 「以前のバージョン」や「ファイル履歴」が使える環境なら試してみる
3 どちらも使えなければ、データ復元ソフトでスキャンして探す
! 気づいた時点でパソコンの使用を止める。これが一番大事

専門業者に頼むと数万円かかるケースも多いなか、復元ソフトなら数千円で試せる場合があります。まず自分で確認してみる価値は十分あります。ただし、復元は必ず成功するわけではありません。「触れば触るほど上書きが進む」ことを忘れず、無理に操作を続けるより早めに動くことが大切です。

Tenorshare 4DDiG — 削除したファイルを探したいなら
無料版でスキャンや検出状況を確認できる場合があります。業者に依頼する前にまず試してみましょう
4DDiGで削除ファイルをスキャンする
※無料版の利用範囲は製品仕様により変更される場合があります。ファイルの保存・復元には有料ライセンスが必要です。
データ復元についての注意

データ復元は状態によって結果が大きく変わります。削除後に長時間パソコンを使い続けた場合や、SSDでTRIM処理が進んでいる場合は、復元が難しくなることがあります。大切なデータの場合は、無理に操作を続けず、専門店に相談することも検討してください。

自分で試してみたけど解決しない、そんなときは

苫小牧のパソコン修理・サポートショップ「ピシコ」です。
「どうしても見つからない」「相談だけでもしたい」、お気軽にどうぞ。

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苫小牧でパソコン修理店「ピシコ」を16年経営。 毎日テックブログを更新しながら、 企業のAI導入・業務自動化を伴走支援しています。 自分の会社で実装した「自動化」: ✅ 予約システムの完全自動化 ✅ 見積書の自動生成 ✅ 請求書の自動発行 あなたの会社でも、同じ仕組みが作れます。 📞 初回30分無料オンライン相談実施中