顔がアップになりすぎてボケていますがこれしか写真がないので使う事にしました。今回は国を超えた挑戦のお話です。
あ、内容は大した事はないので期待はしないで下さい。
先日お客様からの相談で持ち込まれたもので、電源が落ちるとの事で調べてみると電源ユニットの経年劣化による故障のみっぽかったです。
ちなみにこのBTOパソコンは、IT系にお勤めだったドイツ人が制作したBTOパソコンだそうで、中を開くとものすごい独創的な作りとなっておりました。水冷のファンは5インチベイに押し込まれPC自作歴20年の私ですらもこの考えは思いつかなかった環境構築、しかもフィットし過ぎてネジ止めはしていないという奇跡の収納。
このままでも良いのでは?と思いましたがあまりにも排熱効率が悪いので空冷のフィンに変更しました。
そしてこの自作をされたドイツ人は「世界トップクラスノ性能ノ誇ルCPUヲ搭載シテイル!」と仰っていたそうで、そそそそそれってXeon!?それともi9!?とドキドキしましたがグリスを拭き取りましたら、なんてことはない「i5 6600K」でした。
因みにマザーボードはASRockの「Z170 Gaming K4」なのでかなり優秀なんですよこれ。でもCPUは「i5 6600K」なんですよね・・・ねぇ、なんで?
7年前に発売されたモデルですがNVMeが搭載出来る非常にレアなマザーボードなのでこれは貴重、基板だけでも使い倒してあげたい気持ちになりました。
あとはゲーミングマザーボードらしくデュアルBIOSチップが搭載されておりますので、試しにB1に切り替えてBIOSを最新版にアップデートをしておきました。
そして今回取り付けてみたかったSSDのNVMeを装着。
これで多少のスピードアップは果たせます。
因みに、この段階でドラブルが発生。USBで接続しているもの全てが支えなくなるという問題が勃発しまして、原因は付属のNVMeのネジが大きすぎた事で基板がショートしかかるという大惨事。
最初から自前の使っていればこんな事にならなかったので反省しております、皆様も中古マザーボードの既存パーツには気をつけましょう。
結果として完璧に仕上げたBTOパソコンですが、やはり自作は面白いですね。組んだ人の性格が分かるんですもの、それは国なんて関係ない。面白い人は面白いという事です。
あー、またこんなパソコンに触れたいな、と思った出来事でした。
はい、完成です!