Ryzenシリーズで税抜で¥9,980で発売されるCPU「Ryzen 5 1600AF」が5月16日に発売されます。このような安価でパワフルなCPUが登場すると「凄く安くパソコンが制作できるかも」と思われますが、AMDのRyzenシリーズに関しては互換性が非常にシビア。
これはインテル製のCPUと比べると縛りが強い事から、謝った部品で構成するとOSがクラッシュしたりパソコンが起動しない問題が発生する事から、十分に仕様を知ることが大事です。これを知るだけで、どれだけコスパが良い言われるノートパソコンであってもデスクトップ環境のパソコンをオススメしたくなるほど安く仕上がってしまいそうです。
安価が故に改めて知って欲しい事
まずRyzenシリーズにはアーキテクチャ(構造)の名前を「Zen〇〇」で表しており、Ryzen 5 1600AFのアーキテクチャははZen+となります。つまりその構造名を知ることで対応しているマザーボードを選出するのですが、以下の商品が安定しております。その他にも抑えておくべきポイントもありますので、パーツの選出の参考にして下さい。
マザーボードはB450モデルのAsRockが安定かも
このAsRock製のマザーボードは当店が絶大な信頼を置いているモデルで、「え?AsRockなんて信用できるの?」と思っておりましたがASUSよりも動作が安定し、非常に優秀であった事から売り切れも相次ぐ程のモデルでした。
グラフィックスボードが必須ですからね
自作ユーザーであれば「それな」的な内容かと思われますが、Ryzenシリーズは商品名の末尾に「G」と付いていなければグラフィック機能がありません。その為グラフィックスボードの購入は必須ですので、安価でサクサク動くグラボを選ぶならば「GeForce GTX 1650」が妥当かと思います。
対応メモリはDDR4-2933なので選出がマニアックに
ここでRyzen環境を構築するにあたっての最大の醍醐味としてメモリの相性がありますが、今回も市場にあまり流通していない「DDR4-2933」が対応との事で有名メーカーで既に欠品だったりという事で今回はやむを得ずキングストンを選びました。
このように、安価なCPUでは新しい規格をひっさげて突然リリースするものですから周辺機器をかき集める事がなによりも大変だったりします。よって、今後も商品が安定したときにはまた改編して情報を公開したいと思います。