iPhoneでiTunesでバックアップをする最大のメリットは最新iOSに初期化してもデータだけを復元可能だという事

iPhone8 リンゴマーク

iTunesにバックアップしたから復帰できたiPhone6のお話

今回の記事はもしかすると知っている人は知っている内容。回りくどくなるが、この内容を説明するには私の中で「iTunesという存在は新機種に向けてバックアップをするツール程度」かと考えていたが、それを覆す出来事があったのでお伝えしたい。

それは同一機種であればiPhoneが最新のiOSになっても古いiOSで暗号化バックアップを行ったデータを使って完全に復元できるという事

iPhone6のiOS8からiOS13にする

とあるお客様から購入してからほぼ一度もアップデートしていないiPhone6を最新のiOSにしてほしいというご依頼があった。因みにお客様のiPhone6のiOSは8.xなので2014年からアップデートしていない事になる、つまり一度もiOSのアップデートをしていないiPhone6をデータを保持した状態で作業を行う形となる。

単純にiOSのアップデートを初期化のように行うのは簡単だ。しかし今回の場合はiOS8から最新のiOS13への移行にはリスクが生じる可能性があり、それはiOS11からファイルシステムがAPFS(Apple File System)形式に変更されている事から既存データを保持しつつフォーマット形式を変えるというのはリスクしかない。

突然のレッドスクリーンに焦る

そこで当店はいつもの流れとして、iPhone6をiTunesを使って暗号化バックアップを行い、その後アップデートを行った。するとアップデート中に画面が真っ赤になり、これが通称レッドスクリーン状態になってしまった。因みにレッドスクリーン状態とはiPhoneのNANDチップがご臨終になってしまっている可能性がある意味から、少々焦ったが再起動でリカバリモードに移行したので一安心。

レッドスクリーン

しかし本題はアップデートなので中身のデータが消えてしまっては全く意味がない。バックアップを行ったデータのiOSは8.xなので、アップデートを完了させて13.xにしまうと元のiOSのデータは戻せない、そう思っていた。しかしアップデートの選択肢しか道がなかったので完全に初期化を行う形で復元作業をiTunesで行った。

すると、当然の事ながらiPhone6は完全に初期化されたiOS13で起動した。

機種変更では出来なかった復元が出来た

諦める覚悟で起動時にiTunesで直前に行った暗号化バックアップのを選択して復元を行ってみた。心の中では「このiOSのバージョンでは復元できません」等のエラーが発生するものだと思っていた。ここが私の間違いだったのだろう、結果としてはiOSが最新版のままで既存のデータが全て復元されていたのだ、因みにLINEなどのデータも全て起動しトーク履歴も残っていた。

知っている人にとっては当たり前のなのだろうが、今回で改めてiTunesのありがたみを実感した気がする。その当たり前を皆様にも知って頂ければiTunesの魅力としてパソコンやMacの重要性を感じて頂ければ幸いです。

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