
最近、臨時休業でご迷惑をおかけしていてすみません。実はプライベートで札幌に出る用事がありまして、そのついでに「これ、記事にしたいな」と思う体験をしたので、今日はそのお話を。
コーヒーは正直、今まで飲んだ中でワーストかもしれません。でもそれを差し引いてもなお、最高の時間でした。どういうこと?という話です(笑)
用事の合間に少し休憩しようと思って、大通り近くをぶらぶらしていたら、ちょっと年季の入った喫茶店が目に入りました。 外から見ても「あ、これは昭和のやつだ」とすぐわかるような佇まい。 吸い寄せられるように入ってみたんですよ。
中に入ると、まず気づくのが「スマホ決済、ない」ってこと。PayPayもクレジットも、QRコードも一切なし。 現金オンリー。LINEのお知らせなんてもちろんないし、モバイルオーダーなんてもっての外。 「あ、ここって現代じゃないな」と思いました(褒めてます)。
🦉 店内にはフクロウ・猛禽類の写真がズラリ。マスターさんの趣味だそうで、迫力満点でした。
しばらくすると、マスターさんが話しかけてくださいまして。聞いてみると、フクロウや猛禽類の写真撮影が趣味とのこと。 なんとも独特な世界観のある方だなと思いつつ話を続けていくと、さらに面白いことが出てきました。
週末になると夜市で畑仕事をしているとのことで、コロナ禍で客足が途絶えたときはなんとライブハウスに切り替えて乗り切ったそうです。 SNSで集客するわけでもなく、公式サイトがあるわけでもない。それでも「人とのつながり」だけでちゃんと続いている。
これ、正直ちょっとグサッときました。私はIT屋として毎日デジタルだ集客だと言っているのに、通信媒体なしで危機を乗り越えている人が目の前にいるわけです。
行動力があって、人との関わりを大事にしている人は、デジタルツールに頼らなくても生き残っていく。 それを目の当たりにして、「ツールって結局、手段でしかないよな」と改めて実感した瞬間でした。
さて、本題(?)ですが、コーヒーがですね……正直に言います。クソまずかったです。 飲んだ瞬間、胃液が逆流してきた。これ人生初の体験でしたね。思わず顔に出なかったか心配でした(笑)。
マスターさんには絶対に言えなかったです。いや、言いません。笑い話として心の奥にしまっておきます。
それでも、1時間半ぐらいあっという間に過ぎてしまいました。 雰囲気が本当によくて、マスターさんの話が面白くて、気づいたら長居していた。 コーヒーの味が記憶に残るより、会話の内容が記憶に残る。 これが「人が商品」のお店の強さなんだなと思いました。
モバイルオーダーも、SNSも、AIも——全部「便利にするための道具」。 でも最終的にお客さんが求めているのは、「この人と話したい」「ここに来たい」という気持ちなのかもしれない。 それを忘れてツールに頼りすぎると、大切なものを見失いそうになる。
私の仕事はパソコン修理・サポートです。日々、機器と向き合っています。 でも今回の体験で、「最終的には人なんだ」ということを改めて感じました。
お客さんがピシコに来てくれる理由って、「修理ができるから」だけじゃないと思うんですよ。 「話を聞いてもらえる」「難しいことをわかりやすく説明してくれる」「困ったときに相談できる」——そういう部分があってはじめて、「またここに頼もう」と思ってもらえる。
AIや最新技術は積極的に取り入れていきますが、それよりもっと大事なのは「人間味のある修理屋でいること」だなと、コーヒー一杯(胃液つき)で学びました。
今の時代、人と話すことって本当に貴重な体験になってきていると思います。 画面の外で、言葉を交わして、笑って——そういうやりとりが、意外と一番の価値を持っていたりする。
まあ、そんなことを考えながら苫小牧に帰ってきた店長でした。 次また行ったら……コーヒー飲まないと思いますが、またマスターさんの話は聞きたいですね(笑)。
📎 参考・関連リンク
▶ 大通り周辺のグルメ・喫茶マップ(札幌観光公式)
https://www.sapporo.travel/find/gourmet/
▶ レトロ喫茶・純喫茶ブームについて(NAVERまとめ的な記事は変わりやすいため、お好みの検索ワード「純喫茶 札幌 レトロ」でご検索ください)














