
モンハンライズの必要スペックを調べている方、たぶん今 Steam のセール画面を開いたままですよね。「モンスターハンターライズ」の Steam 版が、カプコンのセール「CAPCOM AUTUMN SALE」で 3,990 円から 90%オフの 399 円になっています。缶コーヒー 3 本ぶんで一狩り行ける。安い。安すぎて逆に不安になる値段です。
そして不安の正体はだいたい 1 つで、「うちのパソコンで動くのか」です。399 円とはいえ、買って起動したらカクカクで、ライブラリの肥やしになる。これを私は勝手に「積みゲーならぬ、積めないゲー問題」と呼んでいます。この記事では、価格と期限、必要スペック、自分の PC の性能の確かめ方を順番に整理します。
先に結論:モンハンライズ Steam 版の推奨スペックは、GeForce GTX 1060(VRAM 3GB)または Radeon RX 570(VRAM 4GB)、Core i5-4460、メモリ 8GB、空き容量 36GB で、これでグラフィック「中」・1080p/30fps が目安です。セール価格の 399 円は 10 月 9 日 1 時 59 分までです。
グラフィックボードの無いパソコン(内蔵グラフィックス)は動作保証の対象外で、カプコンが動作を確かめたと明記しているのは Intel Iris Xe Graphics だけです。買う前に、グラボの名前とメモリ容量を 2 分で確かめておくと安心です。
モンハンライズが Steam で 399 円。必要スペックの前に、値段と期限を整理
まずは値段の話から。今回のセールは本編だけでなく、拡張コンテンツ「サンブレイク」が入ったセットも大きく下がっています。Steam のストアで確かめた価格を表にまとめます(2026 年 10 月 3 日時点)。
| 商品 | セール価格 | 通常価格 |
|---|---|---|
| モンスターハンターライズ(本編) | 399 円(90%オフ) | 3,990 円 |
| 本編+サンブレイク | 958 円(84%オフ) | 5,990 円 |
| 本編+サンブレイク デラックス | 1,747 円(75%オフ) | 6,990 円 |
セールの期限は 10 月 9 日 1 時 59 分(日本時間)です。同じセールでは「ストリートファイター6」が 60%オフの 1,996 円、「モンスターハンターワイルズ」が 25%オフの 3,742 円になっています。
カプコンは「CAPCOM AUTUMN SALE」を 10 月 9 日 1 時 59 分まで開催しており、「モンスターハンターライズ」Steam 版は通常 3,990 円から 90%オフの 399 円で販売されている。
出典:GAME Watch「『モンスターハンターライズ』Steam版がなんと399円! 『CAPCOM AUTUMN SALE』が開催」
本編だけか、サンブレイク付きか。差額は 559 円です。ライズは本編を終えたあとにサンブレイクで「マスターランク」の続きが始まる作りなので、腰を据えて遊ぶつもりならセット、まず動くか試したいなら本編だけ、という分け方でいいと思います。ただし、どちらを買っても要求されるスペックは同じです。安いほうで様子見、は性能の確認にはなりません。

モンハンライズの必要スペック:推奨は GTX 1060 とメモリ 8GB
ここからが本題です。Steam のストアに載っている動作環境を、最低と推奨で並べます。数字はストアの表記どおりです。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10(64-bit) | Windows 10(64-bit) |
| CPU | Core i3-4130/Core i5-3470/AMD FX-6100 | Core i5-4460/AMD FX-8300 |
| メモリ | 8GB | 8GB |
| グラボ | GeForce GT 1030(DDR4)/Radeon RX 550 | GeForce GTX 1060(VRAM 3GB)/Radeon RX 570(VRAM 4GB) |
| DirectX | Version 12 | Version 12 |
| 空き容量 | 36GB | 36GB |
| 想定 | 「低」1080p/30fps | 「中」1080p/30fps |
読み方のコツは、推奨の欄が「中設定で 30fps」だという点です。30fps は「普通に遊べる」ライン。滑らかな 60fps で遊びたいなら、推奨よりもう一段上のグラボが要ると考えてください。逆に言えば、推奨を満たしていれば、少なくとも「遊べない」ことはないという目安です。
用語:VRAM とは、グラフィックボードに載っている映像専用のメモリのことです。パソコン本体のメモリ(RAM)とは別物で、推奨の「GTX 1060(VRAM 3GB)」は、グラボ側に 3GB 以上の映像用メモリがあることを指しています。
空き容量にも注意です。ライズの発売当初に案内されていた動作環境では 23GB でしたが、今の Steam ストアの表記は 36GB に増えています。サンブレイクやアップデートの分が積み上がった結果でしょう。古い攻略サイトや比較記事の数字は 23GB のままのことがあるので、空き容量だけは今のストアの数字で見てください。
最低環境はグラフィック「低」設定で 1080p/30fps、推奨環境はグラフィック「中」設定で 1080p/30fps のゲームプレイが可能。グラフィックカードはオンボードでの動作は保証対象外で、Intel Iris Xe Graphics については動作検証済み。
出典:Steam「Monster Hunter Rise」ストアページのシステム要件
ちょっと深掘りすると、ライズはもともと Nintendo Switch 向けに作られたゲームです。携帯機の性能で動くように組まれているので、PC 版の要求が軽いのは当然といえば当然。同じシリーズでも、PC 向けに作られた「ワイルズ」とは要求の桁がまるで違います。……と、シリーズの設計思想を語り始めると長くなるので止めます。ここで覚えておくのは「ライズは軽い側のモンハン」の一言で十分です。
自分の PC のグラボとメモリはどう確かめる?
表と見比べるには、自分のパソコンの「グラボの名前」「VRAM」「メモリの量」「CPU の名前」の 4 つが分かれば足ります。Windows に最初から入っている道具だけで調べられます。
ここ、見落としがちです:グラボが 2 つ表示されるパソコンがあります。ノートパソコンや一部のデスクトップでは、CPU に内蔵のグラフィックス(Intel UHD Graphics など)と、GeForce や Radeon の両方が出てきます。表と比べるのは GeForce・Radeon のほうです。内蔵のほうだけを見て「動かない」とあきらめないでください。
- キーボードの Windows キーと R キーを同時に押し、出てきた欄に「dxdiag」と入力して Enter を押す。
- 「システム」タブで「プロセッサ」(CPU の名前)と「メモリ」(本体のメモリ量)を見る。8192MB 前後なら 8GB です。
- 「ディスプレイ」タブ(2 つあれば両方)で「名前」(グラボの名前)と「ディスプレイ メモリ (VRAM)」を見る。
- 同じ内容は、タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)の「パフォーマンス」でも確かめられる。「GPU」の欄にグラボの名前と「専用 GPU メモリ」が出る。
- メモしたグラボの名前を、上の表の最低・推奨と見比べる。
見比べるときの目安を書いておきます。GeForce なら、GTX 1060 以上の世代・型番(GTX 1070、GTX 1660、RTX 2060、RTX 3050、RTX 4060 など)は推奨を満たすと考えてよいでしょう。ここ数年に買ったゲーミング PC なら、ほぼ確実に推奨の上にいます。迷うのは、GT 1030 や MX シリーズのような「GeForce だけど控えめ」な型番です。
ノート PC や内蔵グラフィックスでモンハンライズは遊べるか
いちばん多いのがこの疑問だと思います。グラボを積んでいない普通のノートパソコンや、事務用のデスクトップで動くのか。答えは「公式には保証されていない。ただし例外が 1 つ明記されている」です。
Steam の動作環境には、オンボード(内蔵グラフィックス)は動作保証の対象外と書かれています。そのうえで、Intel Iris Xe Graphics だけはカプコンが動作を確かめた、と添えてあります。Iris Xe は、ここ数年のノートパソコンに載っている Core i5・Core i7 の多くに内蔵されているグラフィックスです。「動作を確かめた」と「快適に遊べる」は別の話なので、画質を「低」に落とし、解像度も下げる前提で考えてください。
メモ:同じ Core i5 のノートでも、内蔵グラフィックスが「Intel UHD Graphics」の機種は Iris Xe より性能が控えめです。メモリが 1 枚だけ(シングルチャネル)の機種や、メモリ 8GB 未満の機種も内蔵グラフィックスの性能が出にくくなります。dxdiag で表示された名前をそのまま見てください。
ノートパソコンで遊ぶなら、電源アダプターをつないだ状態で遊ぶのが基本です。バッテリーだけで動かすと、多くの機種は省電力のために性能を抑えます。Windows の電源モードを「最適なパフォーマンス」にしておくのも効きます。

買う前・遊ぶ前に確かめたい空き容量とドライバー
性能が足りていても、起動前の準備で止まる人は意外といます。グラボの次に確かめたいのは、空き容量・OS・ドライバーの 3 つです。
- 保存先のドライブに 36GB 以上の空きがある(HDD より SSD のほうが読み込みが速い)
- Windows が 64 ビット版である(設定 → システム → バージョン情報の「システムの種類」)
- Windows Update を済ませてある
- グラボのドライバーを、NVIDIA・AMD・Intel の公式から最新にしてある
- ノートパソコンは電源アダプターをつないでいる
空き容量が足りないときは、Steam の「ストレージ」設定から、空きのある別のドライブにライブラリの場所を追加できます。C ドライブがいっぱいのノートパソコンでは、ここで詰まることが多いです。
注意:グラボのドライバーを入れ直している最中は、画面が何度か暗くなったり点滅したりします。ここで固まったと思って電源ボタンを長押しすると、ドライバーが中途半端な状態で残り、次の起動で画面が映らなくなることがあります。インストーラーが「完了」と出すまで待ってください。
それから操作です。ライズはキーボードとマウスでも遊べますが、Switch で遊んでいた方は、ゲームパッドのほうが手に馴染むはずです。Steam は多くのゲームパッドに対応しているので、手元のコントローラーがあればそのままつないで試してみてください。

よくある質問
モンハンライズはサンブレイクも一緒に買ったほうがいいですか?
本編を最後まで遊び込むつもりなら、サンブレイク付きのセットがおすすめです。Steam では本編とサンブレイクのセットが 958 円で、本編だけとの差額は 559 円です。動くかどうかを試したいだけなら本編から始めても構いませんが、必要なスペックはどちらも同じです。
グラボの無いノートパソコンでもモンハンライズは遊べますか?
公式には保証されていませんが、Intel Iris Xe Graphics はカプコンが動作を確かめたと明記しています。内蔵グラフィックスは動作保証の対象外なので、遊ぶならグラフィック設定を「低」にし、解像度も下げる前提で考えてください。推奨は GeForce GTX 1060(VRAM 3GB)か Radeon RX 570(VRAM 4GB)です。
セール中に買ったゲームは、セールが終わっても遊べますか?
遊べます。買ったゲームは Steam のライブラリに残り、セールが終わっても消えません。399 円で買えるのは 10 月 9 日 1 時 59 分までです。
まとめ
モンハンライズ Steam 版の必要スペックは、推奨で GTX 1060(VRAM 3GB)か RX 570、Core i5-4460、メモリ 8GB、空き容量 36GB。これで「中」設定・1080p/30fps が目安です。内蔵グラフィックスは保証の対象外で、動作確認済みと明記されているのは Intel Iris Xe Graphics だけ。セールの 399 円は 10 月 9 日 1 時 59 分までです。
399 円のゲームを「積めないゲー」にしないために要るのは、dxdiag を開いてグラボの名前を見る 2 分だけです。表と見比べて足りていれば、あとはひと狩り行くだけ。足りないかどうか自分では判断がつかないときは、パソコンを持ってご来店いただければ一緒に見ます。










