安さがウリの無印のiPadですが、2022年の第10世代は本当に微妙。その理由の前に、まずは最新モデルと前回のモデルを比較表をご覧頂きたい。
第9世代 | 第10世代 | |
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価格 | 49,800円(税込)~ | 68,800円(税込)~ |
チップ | A13 Bionicチップ | A14 Bionicチップ |
コネクタ | Lightning | USB-Cコネクタ |
カメラの画質 | 800万画素 | 1200万画素 |
Cellularモデル | 4G | 5G |
対応キーボード | Smart Keyboard | Magic Keyboard Folio |
第10世代の魅力はUSB-Cコネクタだけ?
今回の第10世代の唯一の魅力が規格の変更でUSB-Cコネクタになった事、性能でも機能でもなく規格が変わった事が良い点でした。
ですが、それ以外は微妙なアップデートでしたね。円安で半導体不足となっている現代では物価高とは言え、68,800円からという価格帯は残念としか言い様がないスペックです。
個人的にアップルの救済措置としての無印のiPadとiPhoneSEシリーズと考えておりましたが、当面は無印のiPadですら無理しなければ購入出来ない価格帯となってきました。
また第10世代からはかわいいカラーバリエーションが登場しましたが、ここに興味を持たれる方も間違い無くおられるかと思いますが、近年の若者はデザインよりも操作性を重視していますので、コスパが微妙な今回のモデルがどこまで市場で需要があるかは今後の経過次第でしょう。
個人的にはA14 Bionicチップを採用した所が最も残念なポイントで、2020年に登場したチップをこの時期に採用するのはどうかと考えますが、毎年ナンバリング通りのアップデートとなるのでここは致し方ないにしても7万円近い価格でのA14 Bionicチップですからね。
比較にはなりませんが、今回は無印のiPadよりもM2チップを採用したのiPad Proは12万円もしますがこちらに軍配があがりますね。
そして最後に、とどめを刺しますが「iPad(第10世代)用Magic Keyboard Folio」の価格はなんと・・・38,800円(税込)!!!一昔なら無印iPadが買えた価格やーーーーん!!
これで最安値の構成で、無印のiPadとMagic Keyboardを合わせて107,600円でしたー!おめでとうございます!10万円越え達成でーす!!
もちろん日本だからこの価格なので、皆様で合掌しましょう「今年は買えないなぁ・・」と言いながら。
円安が一日でも早く落ち着いて欲しい今日この頃ですねー
変わったと言えば変わったよね