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2021年のPCの総出荷台数は3億3,980万台、2020年から9.9%増加したそうです

2021年のPCの総出荷台数は3億3,980万台、2020年から9.9%増加したそうです

昨年のPC市場は潤ったようですね、実際には年末に販売されたOSのWindows11がきっかけになった気がしますが、当店のような修理店でもお客様から「やはりパソコンは必要不可欠だよね」と仰る方が多く、パソコンの必要性を再認識したご意見が多かった気がします。

そんな中で、専門家は以下のような見解で販売台数が躍進した反面、コロナの影響で半導体が不足していなければもっと売れたかも?と意見を述べていましたね。

Gartner、Incの暫定結果によると、2021年第4四半期の世界のPC出荷台数は合計8,840万台で、2020年第4四半期から5%減少しました。これは、6四半期連続の成長に続く最初の前年比減少です 。年間のPC出荷台数は2021年に3億3,980万台に達し、2020年から9.9%増加しました。

ガートナーのリサーチディレクターである北川美香子は、次のように述べています。「これは、パンデミックによって引き起こされたPC需要の大規模で予想外の成長の終わりを意味している可能性があります

「しかし、第4四半期の落ち込みは、2013年以来の最大の出荷量を記録した2021年のPC市場の成長をわずかに抑制しました。パンデミックの間、出荷の成長は平均販売価格(ASP)の引き上げによって支えられ、収益と全体的に健康的な市場。その結果、PCの年間出荷量は、少なくとも2〜3年間、パンデミック前のレベルまで低下するとは予想されていません」

Gartner 「Gartner Says Worldwide PC Shipments Declined 5% in Fourth Quarter of 2021 but Grew Nearly 10% for the Year」より翻訳(原文まま)

因みに昨年内版売ったのはLenovo、次にHP、そしてDELLのように、Lenovoが企業買収を重ねた結果が販売首位をキープできているのが現状となっておりますが、これを読んだ日本人が「NECや富士通だって国内で売れているでしょ」と言う人はLenovoのウィキペディアを読んでみて下さい、既にNECや富士通はLenovoの傘下ですから。

また市販のパソコン以上に売上が好調なのはサーバー機器を販売している企業だと思います。これも冒頭に書いた半導体不足な事から現状では「言い値」と言われる暴利な価格で売買されているようです。

つまり2022年は、PC販売台数を意識しなくてもサーバーの販売だけで大きな利益を稼ぐことが出来そうなので、市場に見えにくい所が大きく賑わいそうですので自ずとパソコンの販売価格は若干強気のお値段が続くことになるかもしれませんね。

半導体不足は本年度も継続して深刻化しており、これらが解消されるのは次の夏期オリンピックまでは続くんじゃないかな、と思いますのでパソコンは現状欲しい時が買い時となっておりますので、ご予算と相談しながら適切なパソコンをお求めになられる事をオススメします。

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