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「Wi-Fi 6E」対応ルーターが発表との事ですが、子機が対応しないと意味が無いのもお忘れなく

Wi-Fi 6E

先日、TP-Linkでは「Wi-Fi 6E」に対応した5機種のWi-Fiルーターを発表されました。

TP-Link最新規格Wi-Fi 6Eルーター等5モデルを公開

Wi-Fi 6Eとは?

ここで「Wi-Fi 6Eとは何か?」という解説は以下の通りです。

かんたんに言えば、「WiFi 6E」はWiFi 6の拡張版です。WiFi 6と同じ規格で動作しますが、新しい周波数帯の6GHz(5.925GHz~7.125GHz)が加わったことで、最大でさらに1,200MHzの周波数帯域が利用可能になります。限られた帯域にチャンネルが詰め込まれてる既存バンド(2.4GHz/5GHz)とは違い、6GHzには重複や干渉がありません。より広い帯域幅・高速な速度、低遅延をもたらし、AR/VRや8K等の次世代テクノロジーに適しています。

TP-Link「WiFi 6E」より引用

私達にとってWi-Fiはスマートフォンやパソコン、また家電製品にとっては無くてならない存在となった事で高速だけではなく、低遅延にも注力しなければならない時代となりました。

例えば、今後は学習塾でのオンライン授業を自宅で行う場合にはVR(バーチャルリアリティ)ゴーグルを装着しての受講が主流となるとされております(割と大げさではなく)。

Wi-Fi 6Eでのメリット
画像 : TP-Link「WiFi 6E」より

そのような環境下で必須とされるのがWi-Fi。これが低遅延であればあるほど、通信はサクサクと感じますので今後の主流は6GHz帯での無線環境、という謳い文句となるようです。

Wi-Fi 6Eを使うための子機は必要?

ではWi-Fi 6Eに対応するのは子機も合わせる必要があるか?への回答は「YES」となります。ここで互換性という意味ではWi-Fi6でも使用できますが、6GHz帯での通信は行われませんので、これに対応した子機を購入する必要があります。

現況ではデスクトップパソコンであればPCI-Expressカードに差し込んで使うか、ノートパソコンであれば内蔵のカードを差し替える必要があります

一方で、スマートフォンではWi-Fi 6Eに対応した機種は明確になっておりませんが、2022年後期に販売されるモデルに期待したいところ。

Wi-Fiの周波数も6GHzの時代へ、もうそこまで来ておりますが一般に浸透するのはもう少しだけ先になりそうですね。

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