
「そろそろYouTube、やってみようかな」と思い始めたのは、ちょっと前のことです。
パソコン修理の仕事をしていると、お客さんから「パソコン、どう選んだらいいですか?」「スマホの写真、どうやってパソコンに移すんですか?」といった質問を毎日のようにいただきます。そのたびに口頭で説明するんですが、「動画にしておけば、見てもらえるのにな」と思うことが増えてきました。
ただ、動画編集って、なんとなく面倒くさそうなイメージがあって。素材を撮って、編集して、BGMを探して、字幕を付けて……と考えると、「まあ今度でいいか」が続いていました。
そんなときに、HitPaw さんからご提供いただいたのが「HitPaw Edimakor」です。AI搭載の動画編集ソフトで、「素材がなくてもAIで作れる」という触れ込みでした。PR記事ではありますが、感じたことはそのまま書かせていただきます。
正直「AI機能はおまけ程度だろう」と思っていたのですが、実際に触ってみたら予想をかなり上回りました。画像・映像・BGM・ナレーション・字幕のすべてをAIだけで作って、1本の動画が完成したんです。その話を順番にしていきます。
▲ HitPaw Edimakor 公式サイト(https://reurl.cc/DxrNXe)
一言で言うと、動画編集ソフトにAI素材生成スタジオが内蔵されている、というイメージです。
通常の動画編集ソフトであれば、「使いたい画像や映像・BGMは自分で用意して、ソフトに持ち込む」のが前提です。ところがHitPaw Edimakorは、そもそもの素材作りから始められます。
「AIで素材を作る → タイムラインに並べる → 編集・プレビュー → 書き出し」という一連の作業が、このソフト一本で完結します。
HitPaw EdimakorにはWeb版(ブラウザで使うタイプ)とPC版(インストールして使うタイプ)があります。
AI生成機能が中心。ブラウザから手軽に使える。インストール不要なので、まず試してみたい方向け。
→ Web版を使ってみる
AI生成 + タイムライン編集 + 書き出しまで対応。本格的な動画制作はこちら。Windows/Mac対応。
私が今回試したのはPC版です。執筆時点ではWindows版がVer.5.0、Mac版がVer.4.8.0で、Mac版も近々Ver.5.0へのアップデートが予定されているとのことでした。一部機能にWindows版とMac版で差がある場合もあるようなので、気になる方は公式サイトで確認してみてください。
▲ ダウンロードと料金プランのページ。月額・年額・永久ライセンスから選べます。
インストールして起動すると、最初にプロジェクト管理画面が表示されます。「新規プロジェクト」を選ぶと、編集画面に入れます。
▲ 起動直後のホーム画面。新規プロジェクトから始めます。
編集画面に入ると、画面左側のサイドバーにAI機能のメニューが並んでいます。「AI画像」「AI動画」「オーディオ」といった項目がひと目でわかる構成です。
▲ サイドバーに並ぶAI機能の一覧。どこから何が使えるか、すぐわかります。
今回、私はひとつのテーマで統一して試してみました。テーマは「キャンプ場にいるハムスター」です。理由は特にありません。なんとなく楽しそうだったので。
サイドバーから「AI画像 → 画像生成」を選ぶと、テキスト入力欄が出てきます。ここにプロンプトを入力するだけです。
私は「キャンプ場に来たハムスターがとても喜んでいる様子」と入力してみました。
▲ プロンプトを入力するだけ。日本語でも問題ありませんでした。
待ち時間は1分もかかりませんでした。あっという間に、ハムスターがキャンプ場で喜んでいるような画像が生成されました。品質も想像以上で、そのまま使えるレベルです。
次に動画も作ってみます。「AI動画 → テキストから動画」を選んで、プロンプトを入力します。
プロンプト:「たくさんのハムスターがキャンプ場で喜んで走っている様子」
再生時間:6秒 / 解像度:768p
▲ 再生時間や解像度も選べます。数分待つと動画クリップが完成します。
画像より少し時間はかかりましたが、ちゃんと動くハムスターの映像クリップが生成されました。動きの自然さは内容によって差が出ますが、試した範囲ではそれなりに見られる品質でした。
上部メニューの「オーディオ」から「AI音楽」を選びます。ジャンルや雰囲気を入力すると、BGMを生成してくれます。
私は「キャンプ場で流れるような、開放感のある雰囲気」という内容で作ってみました。
▲ 雰囲気を指定するだけでBGMが完成。出来がよくて驚きました。
これが想像以上に出来がよかったです。アコースティックギターが基調の、屋外っぽい爽やかな曲が生成されました。「AIが作ったBGM」とは思えないクオリティで、そのまま動画に使いたくなるレベルでした。
この時点で、画像・映像・BGMのすべてがAIだけで揃った状態になりました。素材を用意するのに外部サービスを一切使っていないのに。これは正直、かなりびっくりしました。
▲ テキストを入力して声質を選べば、自然なナレーションが完成します。
ナレーション機能(テキスト読み上げ)も試しました。入力したテキストを自然な音声に変換してくれます。声のキャラクターも複数から選べるので、動画の雰囲気に合わせて使い分けができます。
AI生成した素材は、そのままタイムラインにドラッグ&ドロップで配置できます。
▲ 静止画・映像クリップ・音楽をタイムラインに配置した状態。
タイムラインは他の動画編集ソフトと同様の構成なので、触ったことがある方ならすぐ感覚をつかめると思います。初めての方でも、素材を並べてカットする程度であれば直感的に操作できます。
私は静止画を1枚と、AIで生成した映像クリップを数点つなぎ合わせて、短い動画を組み立ててみました。
▲ 右上のプレビュー画面で随時確認しながら編集できます。
タイムライン上で素材を並べながら、右側のプレビュー画面でその場で確認できます。再生ボタンで動きを確認しながら調整できるので、「あ、ここの間が長いな」といった細かい調整もやりやすかったです。
▲ AI自動字幕の機能。ナレーション音声を認識して、自動でテロップを生成してくれます。
冒頭にAIナレーションを入れていたのですが、AI自動字幕の機能でそのナレーションを文字起こしして、テロップとして自動配置してくれました。私はテキストを一文字も打つことなく、字幕が完成したことになります。
つまりこの時点で、画像・映像・BGM・ナレーション・字幕のすべてがAIだけで揃っています。改めて整理してみると、自分でも少し驚きます。
動画が完成したら、右上の「エクスポート」ボタンを押すだけです。
▲ 書き出し設定画面。解像度・フォーマット・フレームレートなどを選べます。
設定画面では解像度やフォーマットを選べます。私はファイル名を付けて、MPEG-4(MP4)形式でそのまま出力しました。操作としてはこれだけで完了です。
▲ 書き出し中の画面。進捗バーで状況を確認できます。
書き出し時間はPCの性能や動画の長さによって変わります。今回は短い動画でしたので、それほど待たずに完了しました。
完成した動画がこちらです。プロンプトを入力しただけで、ここまでの動画が出来上がりました。
▲ AIキャラクター生成の機能。アバターとして動画に登場させることもできます。
今回の動画には使いませんでしたが、AIキャラクター生成の機能も触ってみました。話すキャラクターを作って動画に登場させることができます。店舗紹介や解説動画に使えそうな機能です。
▲ Web版はブラウザから利用できるAI生成ツール。インストール不要で試せます。
Web版はインストール不要でブラウザから使えます。「まずAI機能だけ試したい」という方はWeb版から入ると、ハードルが低くて始めやすいと思います。編集や書き出しを本格的にやるならPC版が必要になります。
画像・映像・BGMすべてをAIで生成できるため、「使える素材がない」という状況から解放されます。特にBGMの出来がよかったです。
生成→編集→書き出しのすべてが同じ画面で行えます。複数のソフトを行き来する手間がありません。
ナレーションをそのまま文字起こしして字幕として配置してくれます。手入力の手間が大幅に省けます。
サイドバーのAI機能メニューが整理されていて、「次に何をすればいいか」が分かりやすい構成です。
公式情報によると、生成した動画はYouTubeやSNS、マーケティング用途にも使えるとのことです。
修理屋という立場で考えると、こういった動画制作ツールは意外と活用できる場面があります。
「動画編集ソフト」と聞くと難しく感じる方も多いと思いますが、HitPaw Edimakorは「AIで素材を作れる作業環境」と捉えると、一段とハードルが下がります。
今回は「素材を作って→編集して→書き出す」という基本の流れを試しましたが、このソフトには他にも使えそうな機能がたくさんあります。以下の記事では、個別の使い方をもう少し掘り下げて紹介する予定です。
撮影した動画の「ザーッ」という背景ノイズや風切り音を、AIでクリーンに消す方法です。音声だけでなく映像のノイズにも対応しています。
テキストを入力するだけで自然な音声ナレーションが生成できます。声のキャラクターも選べるので、解説動画や店舗紹介にも活用しやすいです。
スマホで撮ったけど画質がいまいち…という動画を、AIで高画質化する方法です。YouTubeやSNSに上げる前の仕上げに使えます。
iMovieには自動字幕機能がないため、Macでテロップを付けるにはどうするか。無料で使えるツールも含めて紹介する予定です。
HitPaw Edimakorはこういった個別の課題にも対応できる機能を持っているので、それぞれ試しながら記事にしていくつもりです。
使い始める前は「AI機能はおまけ程度だろう」と思っていました。しかし実際に触ってみると、素材の準備から動画の完成まで、ほぼすべてAIがカバーできることに驚きました。
私自身、今回の検証で「キャンプ場のハムスター」をテーマにした動画を作りましたが、自分でテキストを打った箇所はプロンプトだけ。画像・映像・BGM・ナレーション・字幕のすべてがAI生成でした。
「動画制作に興味はあるけど、どこから始めればいいかわからない」という方には、試してみる価値があるソフトだと思います。まずは公式サイトの無料版で一通りの流れを体験してみるのがおすすめです。
パソコン修理の仕事をしていると、お客さんから「YouTubeやってみたいけど難しそう」という話を聞くことがあります。HitPaw Edimakorなら、素材がなくてもAIで揃えられるので、その「最初の壁」を越えやすくなると感じました。ハムスターの動画を作りながら、そんなことを考えていました。
ピシコでは苫小牧市でパソコン修理・設定サポートを行っています。
まずはお気軽にご相談ください。
月〜土 9:30〜19:00 返信対応 / メッセージは24時間受付














