
苫小牧のPC屋のひとりごと
北海道の人、AIを”仕事の道具”より”趣味の相棒”にしてた件
道民のAI利用データをのぞいてみたら、けっこう可愛い使い方をしていた話
最近うちの店(苫小牧のパソコン修理屋・ピシコ)の店長は、夜な夜な「北海道のAI利用データ」なるものをじーっと眺めていました。……という時点で「PC屋がなにやってんの?」という空気が流れているのは、うすうす感じています。感じていますが、まあ聞いてください。読み解いてみたら、思いのほか道民が愛おしくなる内容だったので。
で、そのデータを見ていて、ひとつ気づいてしまったことがあります。もったいぶらず、結論から先に言います。──道民、AIを「仕事の道具」というより「趣味の相棒」にしてる。
しかもですね。「AIに全部やらせて、はい終わり」じゃなくて、「AIと一緒にワイワイやってる」タイプなんです。隣に置いて、相談して、ときどきどうでもいい話もする。私はこの道民スタイルを勝手に 相棒(あいぼう)づかい と名付けました。名付けたはいいものの、この造語が記事の最後まで持つのかは自分でもやや不安です。とりあえず今日はそのことについて、データを見ながら書いていきます。よろしくお願いします。
……いや、その前にひとつ言い訳を。なんでPC屋がAI利用データなんて眺めてるのか。うちは店の仕事でAIをけっこう使う側なので、「よそはどう使ってるんだろう」と気になって覗いたら、そのまま数字の沼にハマった、というだけです。職業病ですね。あとで人のことを”沼の住人”呼ばわりしますが、まず自分がそれでした。すみません。
そもそも、そのデータって信用できるの?
まずここをごまかすと、後の話が全部ウソくさくなるので、正直に置いておきます。今日の数字は、Claudeを作っているAnthropicという会社が公開している「Anthropic Economic Index」という公開データ(2026年5月時点のスナップショット)を、店長がちまちま読んだものです。世界中でAIが実際にどんな作業に使われているかを、匿名で集計したやつですね。
ただし、読み方に大事な注意が3つあります。ここを飛ばすと全部誤読になるので、めんどうでも一回だけお付き合いください。①これは「その職業の人が使ってる」ではなく「その職業の仕事にAIが使われてる」という数字です。②これは”今この瞬間の写真”であって、増えてる・減ってるという動画ではありません。だから「これから道民はこうなる」みたいな予言には使えない。③地域ごとの数字は「利用の量」であって、人口あたりの熱量ではありません。
①がとくにややこしいので、例をひとつ。たとえば「プログラマーの仕事にAIが使われた」という数字があっても、それはプログラマー本人とは限りません。うちみたいなPC屋が「このエラー直して」と頼んだ会話も、集計上は”プログラマーの仕事”にカウントされます。だから今日の数字は「誰が使ったか」ではなく「どんな作業に使われたか」の地図だと思ってください。人間の顔ではなく、作業の分布図を見ている、という感覚です。
「データで語る」って言いながら、根拠があやしい記事、世の中に多いじゃないですか。うちはPC屋なので、そこだけは正直にいきます。あくまで観測データの読み解きであって、道民の人格診断ではありません。そこ、大事。
その前に:日本人のAIの使い方、世界とちょっとズレてる
北海道の話に入る前に、10秒だけ「日本全体」の話をさせてください。ここが分かると、北海道の面白さが二倍になるので。まず日本は、世界で見てもAIをよく使う国です。人口の割合から予想されるより、およそ1.9倍多く使われている(121か国中32位)。国としては、けっこうな優等生。
で、その日本人の使い方には、世界と比べてハッキリした”クセ”が2つあります。ひとつは、学習・宿題みたいな用途がやたら少ないこと。世界平均だとAI利用の16.5%が勉強がらみなのに、日本はたったの5.9%。約3分の1です。学生が宿題をまるっとAIに、という使い方が、日本では相対的に薄い。
この「学習用途が薄い」というのは、良し悪しの話ではありません。ただ、AIを”勉強を肩代わりさせる装置”として見る国と、そうでない国がある、というだけ。日本は後者寄り、というのが数字の言い分です。この時点でもう、日本人のAI観がちょっと独特なのが分かります。
もうひとつが逆方向で、「仕事の段取りを回す」使い方が世界平均の約1.65倍(7.7% 対 4.7%)。日本人、AIにけっこう”実務”をやらせてるんです。つまり日本全体をひとことで言うと「遊びより実務」寄り。……と、ここまで言っておいてなんですが、この直後に、ちょっとしたどんでん返しが起きます。
東京が”独り勝ち”の中で、北海道はしれっと9位
日本全体は「実務寄り」。ところが、その日本を都道府県でバラすと、様子が変わってきます。まずは量の話から。AIの利用量は、なんと東京だけで国内の約39%。東京・大阪・神奈川の上位3都府県だけで、約6割を占めます。もう完全に都市の独り勝ち。地方民としてはちょっと悔しい数字です。
ただ、これは何度も言うように「量」なので、人が多い都市が上に来るのは当たり前。人口あたりの熱量ランキングではありません。そこは冷静に受け止めましょう。その中で北海道は単独9位。人口規模なりとも言えますが、少なくとも「地方だから使われてない」なんてことは全然ない。むしろ、しれっと上位グループに紛れ込んでいます。道民、地味にやります。
そして、本題はここからです。「実務寄り」だったはずの日本の中で、北海道だけは違う顔をしていました。冒頭で宣言した通り。──道民は、AIを”遊び”に寄せて使う。ここでいよいよ 相棒づかい の証拠を、数字で並べていきます。
証拠その1:AIを「仕事」より「私用」で使ってた
一番わかりやすい数字がこれです。北海道の人がAIを何のために使っているか。「仕事」か「私用(プライベート)」か「勉強」かで分けると、こうなります。
50.3%
北海道:私用
44.2%
北海道:仕事
全国平均は「仕事47.0% / 私用47.2%」でほぼ五分五分。北海道は私用が仕事を上回っている。
見えますか。北海道は「私用」が「仕事」を追い抜いているんです。全国だと、仕事とプライベートはほぼ横並び。ところが北海道だけ、プライベート利用のほうが多い。わずかな差に見えるかもしれませんが、都道府県単位でこの並びがひっくり返るのは、けっこう性格が出ているサインです。
つまり、多くの道民にとってAIは「会社で成果を出すためのツール」というより、「家でなんか触ってるやつ」寄りなんですね。仕事帰りにストーブの前で、スマホ片手に「そういやアレ、AIに聞いてみるか」ってやってる。……勝手に情景を作りましたが、たぶん当たってます。道民ならわかるでしょう。この、生活にAIが溶けてる感じ。
念のため補足すると、これは「北海道の人は仕事でAIを使わない」という話ではありません。仕事でもちゃんと使ってる(44.2%ですからね、立派なもんです)。ただ、全国の人が「どちらかといえば仕事」の気持ちでAIに向き合っているとしたら、道民は「むしろ私用ちょい多め」。AIとの付き合いに、生活のにおいが混じってる。それが数字にちゃんと出ている、という話です。
正直ついでに言っておくと、私用寄りは北海道だけの専売特許ではありません。大阪や神奈川あたりにも似た傾向はあります。そこは盛らずに言っておきます。ただ、日本全体が「実務寄り」に振れている中で、北海道がしっかり私用側に立っているのは事実。全国の平均像とは、ちょっと違う場所に道民は立っている、というのは間違いなさそうです。
証拠その2:「丸投げ」より「一緒に作業」する
相棒づかいの証拠、もうひとつ出てきます。AIの使い方には大きく2種類あって、「はい、これやっといて」と丸投げする自動化タイプと、「ここどう思う?」「じゃあこうしよう」と会話しながら進める拡張(協働)タイプがあります。
北海道は、この「一緒に作業する」協働タイプが53.6%。全国平均(52.6%)より、ほんの少しだけ高い。正直、この差そのものは誤差みたいなもんです。ただ、さっきの「私用寄り」、そしてこのあとすぐ出てくる「創作が濃い」と合わせて読むと、点が線になる。道民はAIを”部下”じゃなく”相棒”として隣に置いている。数字が全体でそういう顔をしているんです。
包丁でたとえるなら、都会のバリバリ勢はAIを「よく切れる業務用包丁」として使う。カッ、カッ、と仕事を刻む。一方で道民は、同じ包丁を「一緒に晩ごはんを作る相方」くらいの距離感で握ってる。……この比喩、我ながらいい線いってると思うんですが、深追いすると料理記事になるのでここまでにします。
具体的にはたとえば、AIに「パソコンが重いんだけど」と聞いて、出てきた手順をいきなり全部そのまま実行するんじゃなく、「これやって大丈夫?」「うちの機種でもいける?」と一往復してから動く。あの慎重さこそが、まさに”相棒と相談してる”距離感です。丸投げしない。かといって全部ひとりで抱え込まない。ちょうどいい。道民、バランス感覚がいいんですよ、実は。
証拠その3:中身を見たら、見事に「創作・趣味」だった
で、道民はそのAI相棒と何をしているのか。ここが一番かわいいところです。データの中身をのぞくと、北海道はアート・デザイン・メディア系の作業が全国より濃い(全国比1.12倍)。ふわっとした言い方だと伝わらないので、具体を出します。
「AIと沼にハマる」道民たち
まず目立つのが“世界観づくり”。自分の考えた物語の設定や地図、キャラクターの背景を、AIと一緒に膨らませていく作業です(世界観づくり0.96%、二次創作0.86%)。好きな作品の続きや”もしも”を書く、いわゆる二次創作の相棒にもなってる。物語や世界観を一緒に作るタスクは、北海道で1.07%。全国の0.70%と比べると、明らかに多い。これ、完全に沼の住人の使い方です。もちろん褒めてます。
小説そのものを書く人も多い(1.78%、うち長編1.5%)。ゲームの話が1.57%。旅行先を調べて旅程まで組むのが合わせて1.5%前後。晩ごはんの相談(料理0.82%)に、健康・運動の相談(0.86%)。……並べていて気づいたんですが、これ「休日の過ごし方リスト」とほぼ同じじゃないですか。道民、AIと休日を過ごしてる。デートかな?
そして個人的に一番グッときたのが、「話し相手・雑談」が3.57%あったこと。用があるから開くんじゃなくて、なんとなく開いて喋ってる人が一定数いる。ちょっと聞いてよ、的な感情面のサポートも3.0%ある。用がなくても開く。この”用のなさ”こそ、相棒づかいの本質だと私は思うわけです。道具は、用があるときしか手に取らない。相棒は、用がなくても隣にいる。北海道のAIは、後者です。
誤解のないように言うと、これは「北海道の人は遊んでばかり」という話では、まったくありません。むしろ逆で、遊びも学びも仕事も、全部ひとつの相棒に集約している、という懐の深さの話です。趣味で世界観を作る同じ相棒に、翌朝は仕事のメール文面を直してもらう。夜は献立を、週末は旅程を相談する。一台の相棒を、生活まるごとで使い倒している。これはこれで、かなり成熟した付き合い方だと思うんですよ。
ちなみに地味に面白かったのが、北海道は「起業・ビジネスの立ち上げ相談」も3.5%あったこと。趣味で遊びつつ、こっそり事業の相談もしてる。遊びも本気も、まとめて相棒に振るあたり、道民のたくましさを感じます。二刀流。
道民がAIに”作らせてるもの”は?
おまけでもう一枚。AIとの会話が最終的に「何を生んでいるか」も見てみました。北海道は「説明・回答」が20%で全国よりやや多く、「分析・要約」も多め。逆に「かっちりした文書・レポート」はやや少なめでした。つまり“完成品を納品させる”より”一緒に考えて答えにたどり着く”方向に、ほんの少し寄っている。ここまで来ると、もう相棒づかいと地続きの話ですね。答えだけ欲しいんじゃなくて、考える過程を一緒にやりたい。かわいい。
ここまでで、証拠が3つ出そろいました。①私用が仕事を上回る、②丸投げより協働、③中身は創作・趣味・雑談。バラバラに見えて、全部が同じ方向を指しています。道民にとってのAIは、成果を出す機械というより、一緒に時間を過ごす相手。相棒づかい、そこそこ証明できた気がします。ドヤ顔していいですか。まだ早いですか。そうですか。
……と、ここで一回ブレーキを踏みます
さて、なぜ北海道はこんなに「相棒づかい」なのか。理由を考え始めると、これがまた止まらない。冬が長くて家にいる時間が長いから、じっくりAIと向き合う余白がある説。もともと創作カルチャーが根強くて、同人や二次創作の土壌が厚い説。札幌を中心にクリエイターやフリーランスが多くて、その空気が道内にじわっと広がってる説。あと単純に、寒いと人恋しくなって喋り相手が欲しくなる説……。
って、いや待て。気づけば私、苫小牧のPC屋の分際で「北海道文化論」を滔々と語り始めています。このまま行くと”AI社会学者ピシコ”としてデビューしてしまう。それは誰も望んでいない。そもそもデータは「今こうなってる」という写真であって、「なぜか」は写真には写っていません。ここから先は私の勝手な妄想です。危ない危ない。パソコン、直す人なので、いったん本業側に戻します。
余談:世界で一番AIに使われてる仕事、なんだと思います?
パソコンの話に本格的に戻る前に、もうひとつだけ寄り道を。世界全体で「AIが一番使われている仕事」って、なんだと思いますか。答えはIT・コンピュータ系(全体の23.8%)。ダントツです。次いでアート・メディア(13.6%)、教育(12.8%)と続く。まあ、順当な顔ぶれ。
じゃあ、うちみたいな「修理・保守」の仕事は?──0.6%。はい、レア職です。全体の1%にも届かない。ランキングでいうと、かなり下のほう。おいおい、って感じですよね。AIの時代に、修理屋はそんなに出番がないのか、と、正直ちょっとしょんぼりしました。
……ところが。よく中身を見たら、話が全然違いました。世界でAIが使われてる”作業”のトップ4に、しっかり「ソフト・ハードの操作トラブルに答える」「商品のアドバイスをする」が入ってるんです。これ、うちが毎日やってることそのもの。つまり職業としてはレア職なのに、やってる作業は世界のド真ん中。この”ねじれ”、地味にアツくないですか。私だけですか。そうですか。まあいいです。次いきます。
でも、忘れちゃいけない本業の話
「道民はAIを趣味の相棒にしてる」。ここまでは、ほっこりする話でした。ただ、データをもう一段めくると、うちの店にとって見逃せない数字が出てきます。それがこれ。
2.78%
北海道:PC・スマホの操作トラブル相談
2.11%
全国平均
「ソフト・ハードの操作トラブルをAIに相談する」作業は、北海道が全国より明確に多い。
そう。趣味の相棒として可愛がりつつ、道民は「パソコンが動かない」「これどうすんの」をAIにちゃんと相談してる。しかもその割合は全国より高い。これ、世界全体で見ても上位の”王道タスク”なんです。困ったらAIに聞く。もう完全に定着した行動です。相棒、ちゃんと頼られてる。
で、ここでうちの立場を、はっきり正直に言います。AIに聞いて直るトラブルなら、どんどんAIに聞いてください。本気でそう思ってます。設定の変え方、エラーメッセージの意味、「この表示なに?」みたいなやつは、AIが相棒として本当に優秀です。わざわざお店に持ち込む必要はありません。
むしろ、AIで解決できることまでいちいち呼ばれたら、こっちも「それはAIくんが得意だよ!」って正直に言っちゃいます。相棒(AI)と本職(うち)は、ライバルじゃないんです。役割分担してる関係。AIが一次相談、うちが実働部隊。そういう住み分けが、いちばん平和で、いちばんあなたの財布にもやさしい。
ただし、AIが苦手な場面もあります
AIはその場の画面を見られません。中を開けられません。「言われた通りにやったら、余計おかしくなった」も、案外あります。特に 大事なデータが入ってる/電源が入らない/変な音がする/水没・落下・焦げ臭い ──このあたりは、AIに聞きながら自分でいじると、傷口が広がることがあります。ここが、相棒(AI)から人間(お店)にバトンを渡すタイミングです。
相棒に”PCの困った”を上手に相談するコツ
せっかく道民はAIを相棒にするのが上手なので、その相棒に「PCの困った」を相談するときのコツも、PC屋の立場から少しだけ置いておきます。ここを押さえるだけで、AIの回答の精度がぐっと上がります。逆に、ここが雑だと相棒も見当違いのことを言い出すので、地味に大事なところです。
1
最初に「機種と状況」を伝える:WindowsかMacか、ノートかデスクトップか、いつから、何をしていたら起きたか。相棒はエスパーではないので、この前提があるだけで答えの精度がまるで変わります。
2
エラーは”正確に”渡す:画面に出ている文字は、うろ覚えで要約せず、そのままコピペするか、写真の通りに。エラー番号ひとつで原因が特定できることも多いです。「なんか英語が出た」が、一番もったいない伝え方。
3
やる前に「何が起きるか」を聞く:手順を出されても、いきなり実行しない。「これをやると何が変わる?元に戻せる?」と一往復。さっきの”相棒づかい”の基本姿勢そのまま、慎重に進めるのが吉です。
4
変更は一個ずつ:複数の設定を同時にいじると、どれが効いたのか(あるいは悪化させたのか)が分からなくなります。一手ずつ、確認しながら。急がば回れ、です。
この4つだけで、相棒の頼もしさが一段上がります。……とはいえ、何度も言うように、上で挙げた”バトンの合図”(電源が入らない・変な音・水没など)が出たら、コツもへったくれもありません。そこは迷わず人間へ。相棒に無理をさせないこと。これも、長く付き合うためのコツです。
最近、”AIと格闘したあと”の持ち込みが増えてます
実際、店をやっていて感じるのが、ここ最近「AIと一回やってみてから来る人」が増えたことです。パターンはだいたい3つ。①AIに言われて設定を変えたら、かえって起動しなくなった。②AIのおかげで自分で直せたけど、念のためプロにも見てほしい。③AIに聞いても解決しなくて、最後の砦としてやってきた。
どれも大歓迎です。というより、自分で下調べしてから来てくれる人が増えて、正直こっちも話が早い。症状の説明がこなれてるし、「ここまでは試した」がはっきりしてる。AIが”下調べ担当”として優秀なぶん、うちは”仕上げと物理作業”に集中できる。いい時代になったな、と地味に思っています。相棒づかいの副産物ですね、これも。
なので、もし今あなたが「AIとやってみたけど、ここから先が怖い」の地点にいるなら。その状態、いちばん持ち込みやすいやつです。むしろ助かります。遠慮なくどうぞ。
今日から「相棒づかい」を楽しむチェックリスト
というわけで、道民スタイルの「相棒づかい」を気持ちよく続けるための、線引きだけ置いておきます。AIに任せていいこと、お店に持ってきたほうがいいこと。この2つさえ分かれば、AIも人間も、両方いいとこ取りできます。
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AIに気軽に相棒として頼ってOK:設定の手順、エラーの意味、用語の説明、「これ何?」の調べ物、文章づくり、趣味の相談、旅行の計画、そして雑談。この辺は道民の得意分野。どんどん一緒に遊んでください。
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作業する前に、一回バックアップ:AIに言われて設定を変える前に、大事な写真やデータは別の場所へコピー。相棒は優秀でも、あなたのPCの中身までは見えていません。ここだけは自分で保険をかけておく。
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お店にバトンを渡す合図:電源が入らない/画面が真っ暗(うちで言う”黒落ち”)/変な音や焦げ臭い/水没・落下/データが消えた・消えそう。この手の物理的なトラブルは、相棒(AI)の管轄外です。
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「AIとやってみたけど不安」も、立派な相談:途中まで自分でやって、ここから先が怖い。それ、いちばん歓迎される持ち込み方です。何度でも言います。むしろ助かります。
この線引きさえ頭の隅にあれば、AIとの付き合いはもっと気楽になります。全部を相棒に背負わせない。全部を自分で抱え込まない。困ったら人にも頼る。……よく考えたら、これAI相手に限らず、人生わりと全般で使える話ですね。PC屋が言うことじゃないですが。
というわけで、道民のAI事情を勝手にのぞいた回でした。結論をもう一度。北海道の人は、AIを”働かせる”より”一緒に遊ぶ”。仕事の道具というより、趣味の相棒。私が名付けた 相棒づかい、なんとか最後まで持ちました。よかった。途中で不安がって、すみませんでした。
最後に、まじめな話をひとつだけ。AIが相棒として優秀になればなるほど、「じゃあ人間の店はもういらないのでは?」と思う人もいるかもしれません。でも今日のデータが教えてくれたのは、むしろ逆でした。道民はAIを相棒にしながら、ちゃんと「困った」も相談してる。頼れる相棒がいるからこそ、いざという時に頼れるもう一人の存在の価値が上がる。AIか人間か、じゃなくて、AIも人間も。それでいいと思うんです。
その相棒がどうしても手に負えない物理的なトラブルになったら。そのときは、苫小牧のもう一人の相棒(=うち)を思い出してもらえたら嬉しいです。伝えたいことは、だいたい書きました。
まずはご相談から
「AIと格闘したけど直らない」「触るのが怖くなってきた」──そのモヤモヤ、そのままLINEで送ってください。苫小牧のパソコン修理・サポート ピシコが、人間の相棒としてお手伝いします。写真を送ってもらえれば、状況の見立てだけでも大丈夫です。
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データ出典:Anthropic Economic Index(2026年5月時点のスナップショット)。本記事の数値は、匿名化・集計された観測データを店長が読み解いたものであり、雇用や将来予測、特定の個人・職業について述べるものではありません。















