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ASUS製のマザーボードでUSB3.0のピンが存在しても認識しない場合

疑問

自作パソコンは固定概念を捨てましょう、というお話

本日ご来店頂きましたお客様、70代なのですが大のパソコン好きで、ご自身でパソコンを組んではTV録画用に仕立てる程の上級者。そんなお客様が当店にご来店された理由は「USB3.0の9ピンにケーブルを刺しても前面のUSBが認識しないんだけどこれってBIOSで設定で設定すればなんとかなるの?」という内容。

これって、相当詳しくないと聞けない内容なので、これはこちらもそれに合わせてお応えしなければと思い、「BIOSの設定を変更していないのであれば認識するはずですが、もし認識しないのであれば製品の仕様ということもあります」と。

この内容に意義を唱えるように「えぇぇぇぇ?そんなことないでしょー!」とのご返答を頂きましたが、そんな事があるのがパソコンなので、お持ち込み頂ければ診断しますよ、という事で長くなりましたがご来店頂きましたのがご依頼までの経緯はこんな感じでした。

あっさり解決、原因はやはりこれだった

お持込を頂きましたパソコンの診察を行うと、確かにUSB3.0が認識しない、これは背面のオンボードのUSB3.0ならば認識するので、おっしゃる通りの内容であり、この段階で分かることはドライバは正常にインストールされている事が確認できます。

「ほら?認識しないでしょ?」

と、お客様のおっしゃる通りだったので、最新のBIOSのファームウェアの更新を行う事に。そこで最新のファームウェアをASUS社のマザーボードでしたのでダウンロードを行いUSBメモリに入れてBIOS画面でファームウェアの更新を行いました。

すると、あっさりUSB3.0が認識。お客様も大喜び、ここまでは問題ありませんでしたがお客様はBIOSの更新という概念がなかった訳ではありませんでしたが、製品の仕様を信じ切っていた事にショックを受けられておりました。

ここで、自作パソコンのパーツは何が起こるか分からないという事。説明書に記載されていても信じるなとまでは言いませんが実際に安定動作をするまでは疑ってかかる程度がちょうどいいと言う旨をお伝えし、当初では実装しているメーカーは珍しく、動作はしないものの時期BIOSのファームウェアで対応なんて事はいくらでもあるのが自作パソコンパーツであるということです。

と、言いましたが本来はそんな事あってはならなんですけどね、沢山のパソコンを修理を行うとそのような事が珍しく感じなくなってしまうのがなんとも悲しいです、今後はもっとご説明が行えるように機器を沢山触ってゆきたいと思います。

自作パーツの闇は深いね!
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