ここ数ヶ月、私はゲームというゲームをしておりません。
私は世間一般的には「ネトゲ廃人」のカテゴリに入るほどのゲーム好きですが、このネットゲームの世界では私は廃人ではなく「準廃」と呼ばれるそうで、本来の廃人は昼夜を全てゲームに捧げる事がネトゲ廃人の称号を得られるそうです。
ネトゲ廃人がゲームを辞める理由
何故私がゲームをしていないかと言えば、やりたいことの優先順位が変わってしまった事にあり、根本的にゲームを嫌いになった訳ではありません。
きっとまた始めればまた永遠と遊ぶ事でしょうが、個人的な目標を達成した事が区切りとなりました。私はFF14(FINAL FANTASY XIV)というオンラインゲームを好んで嗜んでおりますが、その中で私はゲーム内のレベル上げでもなく、討伐や討滅でもなく、金策の注力していたのです。
ネトゲで金策をする理由
この「金策」とは一般的にはゲーム内では武器や防具を買い揃えるものなのですが、私の場合は一軒家を持って運用する(ゲーム内ではハウジング)事に注力しており、これが一般的に考えれば一軒家を持つ事は夢の話ですが、ゲーム内でも同様な金策を行う必要があります。
現実社会では個人が社会人として信用されれば銀行から融資を受け、ローンでの返済を行うものなのですが、ゲーム内ではローンという融資を受ける場所もなければ銀行のような場所もありません(リテイナーという自身の分身のようなものにお金を預ける事は出来ますが)。
次に「区画」という各サーバーには限れた土地で不定期ですが拡張をおこなう時期があるのですが、その時は前日から対策をしゲーム内のメンテナンスが終わり次第解放されるのですが、その時間がリアルタイムでの19時という事もあり、FF14はメンテナンス後はログイン(ゲームを始める事)が出来なくなるほど混雑される事が定番となっており、これを私たちは「ログイン戦争」または「ログインオンライン(ログインをするために遊んでいるという皮肉な比喩表現です)」と呼びます。
ハウジングで土地が購入できず
そのログインを出来るだけ早く行い、希望の区画に一軒家を建てる事が半年もしくは一年に一度のビッグイベントである事から、ゲーム内で一軒家を無事購入が行えた場合は歓喜に酔い、購入が行えなかったときは見通しの付かない暗黒の世界に引きずり込まれる感覚に陥るほどの虚無感に襲われます。
ここで結論から申し上げると私は一軒家を建てる為の土地を手に入れる事が出来ませんでした。
ショックでもありましたがなんだか緊張の糸が切れた感覚となり、誰に告げる事も無く一旦休息をとる事に決めました。ネトゲあるあるなのですが、「ゲームを暫く休みます」とTwitterでつぶやく人は大抵は早々に戻ってきます。本当に休息と取られる方は形跡もなく休息期間に突入します。
そんな事があって現在私はFF14をしておりません、ネットの記事ではあんな楽しいイベントやこんな楽しいコンテンツが増えたと書かれておりますが、人はゲームでも仕事でも息継ぎをしないで動くと必ず疲れてしまうものであって、どれだけ動こうと思ってもやる気が起きないのは止めようがないものです。
ネトゲ廃人だという自覚を知る方法
ここでもしこの記事をお読みになっている方が自身がネトゲ廃人、もしくはネトゲ依存かの簡単なチェックをおこなう方法があります、その確認方法は非常に簡単で「ゲームをやらなければならない」と現在思っているかどうかです。
これはゲームは息抜きだと思っている方であればここに該当せず、ゲームを「やらないと」と思っている方は依存性が高まっている証拠です。これだけで判断が簡単につきますのでゲームを辞めたいと思っている方は「やらなければ」と感じている方は残念ですがそのゲームを本当に楽しめているかすら見失っている可能性もありますので、ペースを落とすか別の方法を考える必要があります。
ゲームも休む事は非常に重要です
その方法ですが、簡単に申し上げれば別のゲームをしてみると言うのが一番効果的です、それも短時間で終わらせる事ができるゲームであれば尚良いかもしれません。
ゲームに依存される方はゲームで中和させる事が一番だと感じているのは私がそのような方法でちょっとずつですがゲームをお休みできる理由であり、一番効果的でもありました。
現在でいえば「アサシン クリード」や「ウオッチドッグ」の最新作が登場して遊んでみたいな・・・と思っていたり、その時間すら今は惜しいと感じる場合はゲーム実況を夕食を頂きながら淡々と眺めるだけでも良いかもしれません。
そしてまた「ゲームがやりたいな」と思うときに気軽に復帰すれば良いだけの事ですので、人生においてゲームは非常に重要と感じている方はこれらを参考にしてみては如何でしょうか。
