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iPhoneで「ポケモンGO」や「DQウォーク」を土砂降りの雨の中で遊ぶ時は必ず対策をして下さい

iPhone水没

iPhoneは耐水であって完全防水ではない

先日のお話です。とあるお客様が「先週にiPhoneの液晶ディスプレイを修理して頂いた者なのですが、画面が全く映らなくなりました」との事。ここで当店として何を考えるか、それは液晶ディスプレイの初期不良であったりバッテリーの劣化による通電不良であったり。

因みに電話をお受けしたのが18時50分で当店の閉店は19時なのです。そこで閉店間近の意図をお伝えするも唸り声のようなため息が電話越しから伝わり、「あと何分後に来られそうですか?」との返答をして即時ご来店頂いた余談もございます。

診断結果は水没による基盤損傷

ここで冒頭の診断結果となるのですが、iPhoneを開梱してみると液晶ディスプレイの裏側と基盤が水で濡れているのです。ふと「お風呂とか水のような場所に水没させましたか?」とのご質問に対して、外で土砂降りの雨の中「ポケモンGOで2時間遊んでいた」との事でした。

「それならば仕方ありませんよね」とお応えが出来るのは携帯電話ショップの定員さんくらいかと思われます。当店はiPhoneの電源が再び入って利用が出来ようにするお店なので、詳細に診断を行ったのです。

因みに水没で復旧が行える条件は唯一つで”基盤の損傷が無いこと“が条件です。そこで診断した結果がお客様のiPhoneは基盤が損傷しておりました(液晶ディスプレイやバッテリーの入れ替え作業を行っていた事で判断)。

具体的には、雨で滴った水滴がSIMカードした辺りの所から浸水して徐々に基盤にダメージを与えた事が調査で分かりました。そこでお客様はこう仰りました「iPhoneって防水ではないのか・・・」と。そうなのですiPhoneは防水ではなく耐水です、しかも液晶ディスプレイを交換すると浸水防止のパッキンが剥がれますので水没の被害に遭いやすくなります。

修理の際は可能な限り注意喚起を促しておりますが、最近ではあまりにも多くの項目があることからネガティブに捉えてしまう人が居るのではないかと思うほど。よって原状回復を行っている当店としては修理後のiPhoneは今まで以上に慎重にかつ大事に扱ってほしいとのお願いをしております

雨の日に、しかも土砂降りの中でiPhoneで遊んではいけないとは言いませんが、結果落胆されるのはご本人様である事をくれぐれもお忘れのないよう、慎重に取り扱いを行って下さい。

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