
MicrosoftがOffice系アプリに搭載している AI「Copilot(コパイロット)」に、OpenAIの最新モデルが導入されました。技術系のニュースとして流れてきた話なんですが、「これはパソコンの使い方が変わるな」と思ったので、できるだけわかりやすく書いてみます。
店長より
「Copilot って何?」「GPT って聞いたことあるけど…」という方もいると思います。難しい話は抜きにして、日常のパソコン操作にどう関係するのかを中心にお伝えしますね。
Copilot(コパイロット)は、MicrosoftがWordやExcel、PowerPointなどに組み込んでいるAI機能のことです。飛行機でいう「副操縦士」のような存在で、作業を隣でサポートしてくれるイメージです。
たとえばこんなことができます。
「この文章をもっとわかりやすく書き直して」と頼むと、AIが書き直してくれる。
「このデータの傾向を教えて」と聞くと、分析してまとめてくれる。
「発表用のスライドを作って」と伝えると、内容に合わせてビジュアルを生成してくれる。
2026年4月27日、MicrosoftはCopilotに使われているAIのモデルを、OpenAIの最新版に切り替えると発表しました。
新しく入ったモデルは2つです。
| モデル名 | 何が変わるか | 主に使われる場所 |
|---|---|---|
| GPT-5.5 Thinking | 複雑な作業を複数のステップに分けて考えられるようになった | Word・Excel・PowerPoint・Copilot Chat など |
| ChatGPT Images 2.0 | より自然で高品質な画像を生成できるようになった | PowerPoint・Copilot Chat |
これが今回のいちばん大事なポイントです。
今までのAIは「質問に対してすぐ答えを出す」スタイルでした。それはそれで便利なんですが、複雑な問いに対しては正確さが落ちることもありました。
「Thinking」や「Reasoning(リーズニング)」と呼ばれる新しいタイプのモデルは、答えを出す前に、複数のステップを経て考え直すことができます。人間が「えーっと、まずAを確認して、次にBを考えて…」と順番に考えるのに近いイメージです。
店長より
当店にも「Excelのデータをまとめたいんだけど」「ビジネス文書を作りたい」というご相談が来ることがあります。今後こういう機能がどんどん身近になってくると、「まずは試してみる」ハードルがグッと下がると思っています。
「自分には関係ない話では?」と思った方、ちょっと待ってください。これ、意外と身近な話です。
今回の機能は、Microsoft 365 の有料プランを契約しているユーザーが対象です。また「順次展開」とされており、今日明日からすべての人が使えるわけではありません。
| プランの種類 | 状況 |
|---|---|
| Microsoft 365 個人・家族プラン(有料) | Copilot 機能あり。新モデルは順次展開 |
| Microsoft 365 法人向けプラン(有料) | 業務データとの連携が強み。順次展開 |
| Microsoft 365 無料プラン / 旧来の Office 買い切り版 | 今回の機能は対象外の可能性が高い |
今回の発表内容は「英語圏で確認されたもの」がベースです。日本向けの展開時期や、具体的な機能の有無については、Microsoftの公式情報をその都度ご確認ください。「聞いた話と違う」というケースも起こりやすい段階です。
ChatGPT を個人で使うのと、Microsoft 365 Copilot で使うのは何が違うのか、気になる方もいると思います。
大きな違いは、自分の仕事データと連携できるかどうかです。Copilot は「Work IQ」という仕組みを通じて、自分のメールや過去のドキュメント、スケジュールなどを参照した上でAIが動いてくれます。単に賢いだけでなく、「あなたの仕事を知っている」AIとして使えるのが特徴です。
技術ニュースとして見ると「モデルがアップグレードされた」で終わる話ですが、もう少し深く考えると、なかなか興味深い変化が起きていると思っています。
今まで、パソコンの操作は「自分が考えて、自分が入力する」ものでした。ExcelでもWordでも、結果を出すのは自分の判断と作業あってこそでした。
ところが今回の「Thinking 系モデル」は、単に補助するのではなく、複数ステップの判断を自分で組み立てる能力を持っています。「この表を見て、何か問題があれば教えて」という曖昧な指示に対しても、AIが問題を切り分けて考えてくれる方向に進んでいます。
こういう機能が増えると、便利になる反面「どう使えばいいかわからない」という人も増えてくると思います。AIに何を頼めるのか、どう指示すればいいのかを知っているかどうかで、仕事の効率に差がついていく可能性があります。
これは「新しい操作を覚えること」と本質的には変わらないのですが、変化のスピードが速いので、少し追いかけていく姿勢が大事かなと感じています。
店長より
「AI、なんかよくわからないな」「自分には難しそう」という方も、まずはご相談からで大丈夫です。難しい言葉の意味や、自分のパソコン環境でどう使えるのかなど、いつでも気軽に聞いてください。
Microsoft 365 Copilot に OpenAI の最新モデル「GPT-5.5 Thinking」と「ChatGPT Images 2.0」が追加された。
AIが複数ステップで「考えて」から答えを出せるようになった。複雑な作業や画像生成の精度が上がる。
Microsoft 365 有料プランのユーザーが主な対象。順次展開なので、すぐに使えるとは限らない。















