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ヤマダ電機の売上が下がっているようですね

電気屋

Amazonなどのネット通販の時代、ヤマダ電機が苦戦中

kabutanの記事によると「ヤマダ電機では19年3月期の連結経常利益を従来予想の801億円→375億円(前期は473億円)に53.2%下方修正し、一転して20.8%減益見通し」ですが、今回はこの下方修正した理由を読んで、私が思った事を書きたいと思います。

結果として黒字だという事

まず最初に書きたいことは「結果は黒字ですよ」という事。結果として実績は下がっているものの、家電量販店だけではなくリフォーム会社としては成功しているように思えます。また、最近ではナカヤマを吸収合併したことは今後のリフォーム業としてはトップを目指す勢いすら感じさせられます。

リフォーム

私の実家は建設業なので、この辺りの「リフォーム業者」の情報は親族からも詳細に情報が入っている事から、メンテナンカーを活用して営業を行っているナカヤマは確実に業績も伸びている事から、経営をヤマダ電機として行うのであってもリフォーム業としてはうなぎ登りに成長してゆくのではないのかな、との事。

巷では「郊外の電気屋なんてもう終わり」と言っている方も多いのですが、郊外でしか利用出来ない方はその場所を休日の寄り道として考えている方も多いので、結局は小型家電は都心、大型家電は郊外が強いという「なにかあれば最寄りの方が良い」という理由もある事から、若者の価値観と高齢者の価値観は異なる事から、郊外しか売れない家電は存在していると感じます。

量販店はパソコンが売れなくても問題ない

これは粗利だけのお話で考えればとお考えいただきたいのですが、メーカーのパソコンなんてものは量販店で販売を行う場合では低い時では単品で1台3,000円程度の売上なのです(情報が古いですが今も変わりない?)。

これを補うのにISP(インターネット・サービス・プロバイダ)の会社と協力してインターネットの回線を申し込む事で、量販店はISPからインセンティブを頂いて、パソコンでそれほど儲かっていない粗利を補填しているという訳で、お客様としてもWinWinな関係で居られておりましたが、現在では母体のパソコンが以前よりは売れないおかげで、少しだけ陰りが見えてきた感じがするのが現状です。

パソコン 離れる

因みにパソコンが売れないのはスマホの影響にされていますが、若者がパソコン離れをしている原因を考えるべきでしょう。事実として国産メーカーが売れなくなっただけのお話で、海外メーカーのパソコンはそこそこ売れています。それは何故か?それは以前ブログにしました「米アマゾンならグラボのGTX 1070 Tiが1万円安く買えそう」とつながるのですが、一部のパーツが日本の卸業者で暴利となっている事、また国内のPC製造工場の賃金が高い事から、自ずと「安くて良いパソコン」が国産には存在しない事になります。

若者はコスパを重視します、それが手軽に使えるスマホは超有能かもしれませんが、それ以上に使えるパソコンが魅力的に感じないのは価格が見合っていないという事にもなりますので、今後のヤマダ電機としてはネット販売に注力しつつ、高性能で格安なオリジナルパソコンを販売してゆけば良いのですが、ツクモという子会社もあるので、全力で取り組まないとは思いますが、PCを販売する事に生き残る術を考えるのであれば、大きな舵を切って頂きたいと願っています。

ヤマダ頑張ってー!!
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