
「MIMESIS(ミメシス)」に、2026年10月26日、大型アップデート「脱線」が配信されました。久しぶりに戻る前に、あるいは今から始める前に確かめたいのが MIMESIS 必要スペック、つまり今のパソコンで動くかどうかです。
このゲームは最大4人で遊ぶ協力型ホラーで、本体は1,200円(税込)です。気軽に買える値段ですが、Steamの最低スペックにはグラフィックボードが入っていて、どのパソコンでも動くわけではありません。この記事では、今回のアップデートで増えたものと、ストアページの必要スペックをもとに、手元のPCで遊べるかの見方をまとめます。
先に結論:MIMESIS の必要スペックは、最低が Core i3-8100/Ryzen 3 2200G・メモリ8GB・GTX 1050 Ti 4GB(または RX 570 4GB)、推奨が Core i5-9400F/Ryzen 5 3600・メモリ16GB・GTX 1660 SUPER 6GB(または RX 590 8GB)です。OSはWindows 10以降の64ビット版、空き容量は4GBです。
グラフィックボードを積んでいないパソコンは、買う前にタスクマネージャーでGPUの名前とメモリの量を確かめてください。ボイスチャットが前提のゲームなので、マイクも要ります。
MIMESIS 必要スペックの前に、アップデート「脱線」で増えたもの
MIMESIS は、ReLU Games が開発したオンライン協力型のサバイバルホラーです。Steamのストアページによると、最大4人でスクラップを集め、汚染された雨を避けながら、真夜中までにトラムへ戻るのが基本の流れです。そこに、仲間そっくりにふるまう怪物が紛れ込みます。
隣にいるのは本物の友だちか、偽物か。それを声と動きで見抜くのが、このゲームの芯です。だから、画面の性能と同じくらい、声のやり取りが快適にできるかどうかが遊びやすさに響きます。
用語:早期アクセスとは、正式版の前の開発途中の段階で販売・配信されるゲームのことです。MIMESIS は2025年10月27日に早期アクセスを始めたので、今回の「脱線」はちょうど1周年の時期の更新にあたります。
新エリア「脱線」と整備所
今回の目玉は、トラムが脱線した先にたどり着く新エリア「脱線」です。そこでしか手に入らないスクラップがあり、そこでしか出会わない脅威も出てきます。どうすれば脱線するのか、その条件は明かされていません。新しい施設として「整備所」も加わりました。
洋館とダンジョンの追加区域、汚染度で起きる幻覚・幻聴
既存の洋館とダンジョンには、新しい区域が足されました。汚染度が上がると幻覚や幻聴が起きるようになり、新しいギミックやアイテムも入っています。あわせて、利便性の改善とバランスの調整も行われています。
ReLU Games は2026年10月26日、MIMESIS の大型アップデート「脱線」を配信した。トラムが脱線した先の新エリア、整備所、洋館とダンジョンの追加区域、汚染度の上昇で起きる幻覚・幻聴、新しいギミックとアイテムが加わり、偽物(ミメシス)はより人間らしく振る舞うようになったという。
出典:4Gamer.net「偽物がより人間らしく振る舞うようにバージョンアップ。『MIMESIS』,新たなエリアやアイテムなど多数の要素を追加する大型アップデートを配信」
偽物(ミメシス)の振る舞いがより人間らしく
記事の見出しにもなっているのが、偽物の振る舞いがより人間らしくなった点です。ただ、どの動きがどう変わったのか、細かい仕組みまでは私が読んだ範囲では書かれていませんでした。ここは実際に遊んで確かめるしかなさそうです。
一つ言えるのは、幻聴が加わったことで、聞こえた声が仲間なのか偽物なのか、それとも汚染による幻聴なのかを判断する場面が増えるということです。音を聞き分ける機会が増えるぶん、遊ぶ環境の差も出やすくなります。

MIMESIS 必要スペック(最低・推奨)をSteamの表で確認
ここからが本題です。下の表は、Steamのストアページに載っている必要スペックをそのまま並べたものです。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10以降(64ビット) | Windows 10以降(64ビット) |
| CPU | Core i3-8100/Ryzen 3 2200G | Core i5-9400F/Ryzen 5 3600 |
| メモリ | 8GB | 16GB |
| GPU | GTX 1050 Ti 4GB/RX 570 4GB | GTX 1660 SUPER 6GB/RX 590 8GB |
| ネットワーク | ブロードバンド | ブロードバンド |
| 空き容量 | 4GB | 4GB |
最低と推奨でいちばん差が大きいのは、メモリ(8GBと16GB)とグラフィックボードです。CPUは、最低なら第8世代のCore i3でも条件に入ります。注記には、どちらの欄にも「1080p」と書かれていて、フルHDの画面を前提にした目安と読めます。ストレスなく遊びたいなら、推奨の欄を基準に考えるのが無難です。
ここ、見落としがちです:GPUの欄にある「4GB」「6GB」は、グラフィックボード自身が持つメモリ(VRAM)の量で、パソコン本体のメモリ8GB・16GBとは別物です。名前の似た無印の GTX 1050 には2GBや3GBの製品があり、「1050だから大丈夫」とは言えません。
空き容量4GBは、今どきのゲームとしてはかなり小さいほうです。容量より、グラフィックとメモリが足りているかを先に見てください。
今のPCで遊べるか、グラフィックとメモリの確かめ方
スペック表を見ても、自分のパソコンに何が入っているか分からなければ比べられません。Windowsなら、タスクマネージャーで2分ほどで確かめられます。
- キーボードの Ctrl+Shift+Esc を同時に押して、タスクマネージャーを開く。
- 「パフォーマンス」を開く(Windows 11は左のメニュー、Windows 10は上のタブ)。
- 「CPU」を選び、右上に出るCPUの名前を控える。
- 「メモリ」を選び、右上の容量(8.0 GB、16.0 GB など)を見る。
- 「GPU 0」(あれば「GPU 1」も)を選び、右上のGPUの名前と「専用GPUメモリ」の量を見る。
GPUが2つ出るノートパソコンは、NVIDIA(GeForce)か AMD(Radeon)の名前が出ているほうを表と比べます。GTX 1050 Ti や GTX 1660 SUPER と、自分のGPUの名前を並べて、型番がどのくらいの位置にあるかを見てください。
用語:内蔵グラフィックとは、CPUの中に組み込まれた映像処理の機能のことです。GPUの欄に「Intel UHD Graphics」「Intel Iris Xe Graphics」「AMD Radeon Graphics」のような名前しか出ない場合はこれにあたり、グラフィックボード(GTX 1050 Ti 4GB 相当)を前提にした最低スペックに届かないことがあります。
メモリが8GBちょうどのパソコンは、最低ラインには乗っています。ただ、ボイスチャットのアプリやブラウザーを開いたまま遊ぶ人は、推奨の16GBとの差を意識しておいたほうがいいです。

ほかのゲームの必要スペックの見方も、考え方は同じです。CPU・メモリ・GPUの3つを、表の欄と一つずつ並べて比べます。
マイクが要るゲーム。ボイスチャットで詰まりやすいところ
Steamのストアページの説明には、マイクが必要と書かれています。声で仲間と連絡を取り合い、その声で本物か偽物かを見分けるゲームなので、マイクが動かないと遊びの半分が成り立ちません。
友だちと始める前に、次のことだけ確かめておいてください。
- ヘッドセットかマイクをつなぎ、Windowsの「設定」→「システム」→「サウンド」の「入力」に、そのマイクが選ばれているか
- 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」で、デスクトップアプリのマイクへのアクセスがオンになっているか
- Discord など別の通話アプリを同時に使うなら、どのアプリがマイクを使っているか
- Wi-Fiが途切れがちな部屋なら、有線LANにつなげるか
マイクの入力先がスピーカー内蔵のマイクやWebカメラのマイクになったままだと、声が小さい、ゲームの音まで拾う、ということが起きます。入力の欄で、どのマイクが選ばれているかを一度見ておくと安心です。
メモ:Steamの必要条件では、ネットワークは最低・推奨とも「ブロードバンド」です。4人でオンライン協力をするゲームなので、通信の安定が遊びやすさに響きます。ルーターから遠い部屋で遊ぶなら、有線でつなぐのがいちばん確実です。
まだ早期アクセス。アップデート直後に起動しない・落ちるとき
MIMESIS は早期アクセス中のゲームで、開発元はこれからも更新を重ねるとしています。大きな更新の直後は、起動しない・途中で落ちるといった不具合が出ることがあります。
ゲームは遊べる状態にあるが、正式な発売日を決める前に、コミュニティの意見をもとに何度か更新を行う。正式版では新しいマップやモンスター、ガジェット、強化したAIの仕組みを加える予定で、価格は正式版で上がる見込みだという。
出典:Steam「MIMESIS」ストアページ(早期アクセスについて)
アップデートのあとに動かなくなったら、パソコンを疑う前に、ゲーム側から順に確かめます。
- Steamをいったん終了して起動し直し、更新が最後までダウンロードされているか確かめる。
- ライブラリで MIMESIS を右クリックし、「プロパティ」→「インストール済みファイル」→「ゲームファイルの整合性を確認」を押す。
- グラフィックドライバーを、NVIDIA か AMD の公式サイトから最新にする。
- Steamのニュースや公式の告知で、同じ不具合が報告されていないか見る。
ここまでで直るなら、ゲーム側かドライバーの問題だったということです。直らないときは、ほかのゲームでどうなるかを見てください。
ここ、見落としがちです:MIMESIS だけでなく、ほかのゲームでも落ちる、ブルースクリーンが出るという場合は、ゲームではなくパソコン側の不調を疑う段階です。ゲームの設定やドライバーをいくら触っても、電源・メモリ・グラフィックボード・熱が原因なら直りません。
Google のクチコミにも、自分でできることを試しても直らなかった高性能PCのブルースクリーンを、修理で直せたという声をいただいています。パソコン側を疑う段階まで来たら、ご来店か出張で実機を見せてください。

よくある質問
MIMESIS はノートパソコンでも遊べますか?
GTX 1050 Ti 4GB 相当以上のグラフィックを積んだノートパソコンなら、遊べる見込みがあります。Steamの最低スペックはGTX 1050 Ti 4GBかRX 570 4GB、メモリ8GBなので、内蔵グラフィックだけのノートパソコンは届かないことがあります。タスクマネージャーでGPUの名前とメモリの量を確かめてください。
大型アップデート「脱線」は追加料金がかかりますか?
4Gamer.net の記事にも Steam のストアページにも、今回のアップデートを別売りとする記載は見当たりません。本体の価格は1,200円(税込)です。早期アクセス中のため、開発元は正式版で価格を上げる見込みとしています。
MIMESIS がアップデート後に起動しない・落ちるときはどうすればいいですか?
まず Steam で「ゲームファイルの整合性を確認」を行い、グラフィックドライバーを最新にしてください。早期アクセスのゲームは大きな更新の直後に不具合が出ることがあるので、公式の告知も確かめます。ほかのゲームでも落ちる場合は、パソコン側の不調を疑います。
まとめ
MIMESIS 必要スペックは、最低が GTX 1050 Ti 4GB・メモリ8GB、推奨が GTX 1660 SUPER 6GB・メモリ16GBで、どちらもWindows 10以降の64ビット版が条件です。大型アップデート「脱線」では、新エリアや整備所、洋館とダンジョンの追加区域、汚染度による幻覚・幻聴が加わり、偽物はより人間らしく振る舞うようになったとされています。
遊べるかどうかは、タスクマネージャーでGPUとメモリを見れば、ほぼ判断できます。あとはマイクと回線。この3つがそろっていれば、偽物探しに集中できるはずです。調べてもよく分からない、ほかのゲームまで落ちるという場合は、ご来店か出張で実機を見せてください。










