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ゲーミングパソコンが爆売れ状態のワケとゲーム機が今でも売れ続けている理由

ゲーミングパソコンが爆売れ状態のワケとゲーム機が今でも売れ続けている理由

ゲーミングパソコンが相当売れているらしい。

これは日経新聞の記事で【ゲーム用PC販売増 レワーク追い風に 1~6月、PC全体の7%】という記事を読んだ感想にはなりますが、6年前のパソコン市場ではゲーミングパソコンは僅か1%のシェアだったそうです。

テレワークの需要もあると思いますが何よりもゲーム実況の影響が強く、最近では小中学生が尊敬するのはゲーム実況者が増えている事から、まねごとでも環境を整えたい方も居れば、自身も配信者になりたい方も増えているのも事実です。

パソコン初心者がゲーミングパソコンを買う時代へ

当店としても、パソコンの制作のご依頼は昨年と横ばいですが、既存のゲーミングPCの修理はここ数年で60%以上も増えており、理由はメーカーでの郵送修理期間が待てずに当店のような修理業者にお問い合わせが増えているのが現状。

つまり一昔前の様なカスタムPCを希望される方よりも、最近ではパソコンの初心者が出来合のBTOを選ばれる傾向が増加した事になりますね。そもそもBTOパソコンが流行ったのは自身や知人に構築して楽しんでいた時代がありましたから時代は変わったものですよ。

因みに、ゲーミングパソコンと普通のパソコンとの違いは大まかに言えば、グラフィックスボードが実装されているかの有無が基準と見なして良いかと。このグラフィックスボードが非常に高額となっている事から「ゲーミングパソコン=高額」という印象は今だ変わらず、コロナ禍の影響や【ビットコインの値上がりの影響でPCパーツが品薄状態に【新生活の方はノートPCの早めの確保を】】などでPCパーツが高騰しても様々な用途でパソコンの需要が増えた事で「テレワークとして利用するのであればついでにゲームも」という流れがBTOパソコン、つまりはゲーミングパソコンのシェアを大きく伸ばした要因だと考えられます。

ゲーミングパソコンが好調の中でゲーム機はどうなの?

一方でPS5(プレイステーション5)の品薄が続いているゲーム機器市場ですが、売れ行きも好調に見え、需要があるにも関わらずゲームソフト売上は伸び悩んでいる背景としては、パッケージ販売を行っていないサブスクリプション系やアイテム課金のダウンロード専用のゲームを求めてPS5を求める傾向を強く感じます。

例えるのであればPS4やPS5ではFortniteやApexなどはパッケージ販売は一部では行っているものの積極的にはメーカーが販売せず、これとは逆にNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)が未だにゲームソフトを販売し好調である理由は、ダウンロード販売が購入ができないお子様やそのご家族を狙っている事が大きな理由となり、一つの例としてリングフィットアドベンチャーなどが200万本越えの大ヒットが飛ばせた他に敵が居ない市場を独占しているからですね。

その証拠に、2021年8月1週のゲームソフト売上ランキングの上位30位すべてが、ニンテンドースイッチのタイトルが独占したことが話題となっておりましたが、まさにこれかと思いますよね。

ゲーミングパソコンが注目がされる一方で、ハイスペックなゲーム機器が注目される中で任天堂は従来の形を維持しつつ新しい試みを続ける事で根強い人気を保っているようです。

今後のゲーミングパソコンはゲームだけが目的では無い人向けにも各メーカーもデザインやサイズの設計が進んでいるようですので、Intelが先日発表した「Arc」というハイエンドグラフィックス製品向けの新ブランドが、どれ程までのサイズとなるのか?また従来のサイズでNVIDIAと太刀打ちするのか?どちらにしてもスタイリッシュなデザインのゲーミングパソコンが今後続々と登場する日は近いかもしれませんね。

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