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光回線の価格高騰で他社に変えたいとのご相談、鞍替えするなら電話加入権を放棄するのはどう?

光回線の価格高騰で他社に変えたいとのご相談、鞍替えするなら電話加入権を放棄するのはどう?

割引期間が終了するのでフレッツ光回線の合計の月額が7,000円を超えてしまうんですが、解約をして別の安い回線があったら変更をしたいんですが、オススメを教えて頂けませんか?」との事。

そこでまず、私が質問したのは「固定電話の利用頻度は高いですか?」でした。これはフレッツ光回線と他社のサービスを比較するのではなく、単に回線不良や故障などが生じた際に問い合わせ先が複雑化するという懸念で、結局は工事費や労力を考えれば結果として然程料金は変わらない事から考え方を変えてみては?というきっかけとなる質問です。

まず利用していないサービスを解約する優先順位を考えるという事。

お客様の返答は「公的な書類などに自宅の電話番号を記載しているので、これを解約しても良いのだろうか?」との事ですので、この数年間でその記載した先からの着信はありましたか?と考えれば、その価値は分かると思います。

一昔前では固定電話回線の電話番号をを公的な文章に記載するという、一種の箔がつくという幻想がありましたが、現代では不思議と何も思いません、何故でしょう?それは「固定回線=光回線」という現状から、電話はオプション的なポジションに降格してしまっているからです。

私も皆さんもライフラインとして一番最初に連想するのは携帯電話(スマートフォン)でしょう、そして次に宅内で利用する光回線(からのWi-Fi環境)となりますので、ここで固定電話回線がその中に入り込む余地が無い程までに、インターネットによる無料通話サービスから公衆通信回線による通話の利便性を知ってしまっている証拠です。

話を戻します、インターネット光回線を鞍替えするメリットは?

現状では通信速度の不安定さや、サービスの低下の時だけで、ご質問者様もネットには不満がないそうです。そうなれば不要なサービスを解約してしまえば、と考えればもう答えは出ています。

現代では既に無価値になった固定電話回線の権利、つまり電話加入権を放棄しても良い時期まできたのではないでしょうか。逆に電話加入権を放棄したくは無い方でインターネットを利用しないのであればアナログ回線であれば停電時でも通話が出来ますのでライフラインとしては、光回線よりも優秀である、と皆様にとって利用価値のあるものとなります。

因みに固定電話(ひかり電話)を解約すると価格が安くなるのは、基本使用料金だけではなく、光ルーターも解除でき、回線終端装置(ONU)に入れ替えて利用することでルーターのレンタル料金が不要になり価格を抑える事が出来ます。

とは言え、NTTさんもその辺りはしっかりしておりますので「まとめるとお安くなりますよ」というのは本当で、多数のサービスを併用させる事でお得感が出ているのは確かです。ですが使わないのであればその価値はありませんから。

今一度、光回線の見直しを行おうと考えている方は、プランの見直しよりもシンプルに光回線をインターネットのみにしてしまうという、選択肢もありかもしれませんよ?

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