2年間使用したiPhone14Proのバッテリー交換を先日行ったとご報告しましたが、経過をお伝えしたいと思います。
まず、結論から申し上げれば劇的に改善されておりました。経年劣化を考えれば全くバッテリーが減らないという事はありませんがiPhone14Proはバッテリー消耗が酷いとの報告が多方面で挙がっているように、ちょっとしたソシャゲを起動してキャッキャッと遊んだ日には一日と持ちません、満充電でも一気に20%は容易に減ります。
そんな事から、前回の純正バッテリー容量が79%の時では夕方にはほぼバッテリー切れを起こしそうな状況ではありましたが、幾分は改善されておりストレスなく利用が出来るようになっておりました。
よくガラケー時代の時のようなバッテリー交換で劇的な改善を想定されている方には、iPhoneは交換後もそれほど期待をしてはいけないという事を知っておくべきです。
なにせ手のひらで何でも使える小さなパソコンのようなものですから、劣化すればバッテリーの消費も加速しますので「あと一年は使いたいんだよね」という、ご要望を頂くのですがこればかりはご本人次第となります。
通話やLINEを使ってYahoo!ニュースをご覧になる程度であれば1年は容易に可能、廃人のようにSNSを嗜んでいたり長時間TikTokをご覧になられるかたにとってはバッテリー交換後でも改善された実感が沸かない可能性があります。
バッテリー交換に過度な期待はNGということ、例えば互換バッテリーでもPSEマーク付きは当然の時代となっておりますが、それをお問い合わせの段階でお聞きになられる完璧な状態を求められるお客様には機種変更を強く推奨しております。
つまりはバッテリーの劣化と本体の基盤の経年劣化は全くの別物である、という事を十分にご理解の上ご依頼頂ければ嬉しいですね。