![MacのFusionDriveのデータ復旧はSSDがAPFSだと不可能っぽい?](https://picico.net/wp-content/uploads/2022/05/dc30abc06a3358812313cd1220f400b3.png)
データ復旧作業の中で最高難易度とも呼ばれるFusionDriveのデータを取り出す作業。これが何が難しいかと言えば、SSDとHDDの二つを一つに扱っている事から、どちらかが破損してしまった場合は専用の器具とソフトウェアが必要になるのです。
![iMac開墾の儀](https://picico.net/wp-content/uploads/2022/05/C8A893A8-3EBC-46B8-876E-442828BC7CC0.jpeg)
更に付け加えると、SSDが市販で販売されている規格と異なる事から、変換機を使用して認識させる事になるのでこれも大変。そこで、以前Amazonで購入した中華製のSSD変換機を使ってみたいのですが奇跡的に認識しました(これは嬉しかった)。
![SSD変換](https://picico.net/wp-content/uploads/2022/05/F77BE39D-BC5C-4012-9FB5-4E854502C121.jpeg)
とは言え今回お受けした案件では、HDDの損傷が激しくSSDとHDDがともに正常ではないと復旧が困難と考えておりましたがもう一つ問題が生じており、それはAppleの最新のフォーマット形式となる「APFS」である場合、現代ではFusionDriveとしてデータ解析(いわゆるデータ復旧)が行えない事から、これらのHDDをどうにか復旧させてもAPFSが足かせになってしまう状況となっており、データ復元が事実上不可能である事が判明(復旧ソフトではドライブが個別に扱われてしまう)。
そこで、次の一手としてHDDを別のHDDにクローン(複製)して通常の状態での起動を試み、SSD+クローンHDDで起動が行えるかの確認作業に進んでいる状況。
さて、吉と出るか凶と出るか、それは諦めない事と頑張り次第となりそでうですね。
![それまでiMacは開墾したまま](https://picico.net/wp-content/uploads/2022/05/BB8D5967-A7D6-4EE0-BEEF-4980841BFB73.jpeg)
結果は後ほど報告しますー