中田敦彦さんのYouTubeチャンネルの「中田敦彦のYouTube大学」をご覧になった事はありますでしょうか。その中で「GPT-4の使いこなし方」という動画が公開されているのですが、これを観ればChatGPTの進化と凄さを実感できる内容となっております。
その中で参考になったのが「使い方を知らない」という理由から使いこなせていない理由は「対話としてではなく要求する事」というのが一番理解しやすい内容かと思います。
ChatGPTは対話ではなく要求する
「おはよう」と入力するのは無意味で感情は搭載していないとの事ですので、要求として「おはようという言葉を使ったブログ記事のタイトルの候補を挙げて」と要求をしてみると。
以下は、おはようという言葉を使ったブログ記事のタイトルの候補です。
- おはようございます!今日も良い一日を。
- おはようの挨拶がもたらすポジティブな効果とは?
- おはようという言葉がもたらす心理的な効果とは?
- 朝の挨拶の重要性:おはようから始まる良い日常習慣
- おはようから始める新しい一日:朝ルーティンの提案
- おはようの挨拶の歴史:日本文化における意味と由来
- おはようから始まるコミュニケーション:仕事での朝の挨拶の重要性
- おはようの挨拶で人間関係を築こう:職場や学校での朝の挨拶の意義
- おはようから始まる豊かな生活:早起きと朝活のすすめ
- おはようという言葉が伝える思いやりと感謝の気持ち
という結果が出てきます。
要求も複雑なコードを入力する必要がないのがChatGPTの凄さではありますので、私も「i7 2600と同等チップセットのCPUを教えて」など、いつもはGoogleで検索していた事を何でもChatGPTに要求する事で対応するチップセットだけではなく、Socket LGA1155である事も教えてくれました。
ブログの記事を書いてと要求すれば素晴らしい記事がポンポンと出てくるのですが、内容は良くても人間らしい表現が皆無。ニュース記事のような内容は作成出来ても、個人ブロガーさん特有の人間らしさにはChatGPTを使った記事の作成には適しておりません。
今後は人間側がAIに要求を行うトレーニングをしなければならない時代が来たという事になりますね。
AI家庭教師も生まれたようで
Twitterでは常に面白い発想を公開してくれておりまして、漫画家のうめさんはお子様にChatGPTを使った「AI家庭教師」を与えてしまったようです。
これはおもしろい。内容を見て感じたのは「お子様の方がChatGPTの扱いが上手い」事にありますよね、純粋であるほど、情報が足りないほど、AIも返答が行いやすいかもしれません。
これを読めば、お子様にAIを与えてはいけないのではなく、AIを使いこなす習慣を身につけなければ世間に取り残される時代がくるかもしれませんね。
あー、恐いようで、ありがたい時代。