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iPhoneが充電出来なくなったドックコネクタをデジタル顕微鏡で覗いてみた

iPhone6sドックコネクタ交換

最近では珍しくはなくなったiPhone修理後の写真ですが、少しだけ気になった事があったので記事にしてみました。今回は以下の写真のドックコネクタが、端子口に不具合が生じると充電が行えなくなる症状というもの。

ドックコネクタ

それを先日到着したデジタル顕微鏡を使い、iPhoneの故障したドックコネクタの様子を覗いてみたいと思ったのです。

デジタル顕微鏡で基板を見る

まず、これが正面から撮影したドックコネクタ。汚れこそあるものの、生活していればこの程度の汚れは生じるもので、これでは具体的な劣化や故障が確認出来ませんでした。

そこで斜めから見てみると、しっかりと劣化を感じられる様子が確認できました。Lightningコネクタでは以下の画像の通り、金具が腐蝕しケーブルを差し込んでも認識できない症状となります。

拡大したドックコネクタ01

テスターで確認してみても良いのですが、既に破損した端子なので検査を行う必要はないものの、今後はこのような腐蝕を確認出来た時は交換をすれば改善が見込めるという基準が出来ましたね。

いやぁ、デジタル顕微鏡は素晴らしい。このような確認も出来るくらいですので、今後はチップ交換の修理も可能になりそうです。因みに、この画像をお客様にも確認して頂きましたので、見れば納得という安心して頂ける環境も完成しております。

もし、このような修理後の部品の確認をご希望のお客様は、事前にお伝え頂ければデジタル顕微鏡で撮影した画像を無償でご覧頂けますので、お気軽にお申し付け下さい。

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