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iPhone修理を始めて10年目に突入したそうです

今までの修理とこれからの修理

2011年にピシコという店舗が出来てから来年の1月で10年となるそうです。そして、このタイミングでiPhoneの修理業を初めて本日で9年が経ち明日からは10年目となるそうです。

もう9年経ったのですね、気が付けばあっという間でしたが、アーカイブした写真を探してみた所でこのような写真が見つかりました。

2010年仕入れ

この写真は色々とボカシがかかっておりますが、今でも売っているとは思いますが全く役に立たない代物だったり、販売目的ではないリンゴマークが着いたUSBハブだったりがこのボカシの理由です。

当初の仕入れは手探り

この写真は何故撮影したかと言えば、当初は入手経路が代行購入を依頼した事から、購入した商品が欠品しており、最低限の修理工具と部品は到着しておりましたが圧倒的に足りなかったのです。

このような、代行購入業者からの仕入れの方法を行っていてはいけない事だと痛感し、それからは翻訳ソフトを使って直接海外とSkypeのメッセージでやりとりをした記憶があります。

これは当初、日本で販売していたiPhoneの修理部品はAmazonやヤフオクでも販売しておりましたが、高額で修理費用と含めれば2万円を超えてしまう程の価格であった事から、仲介業者を経由せず入手する必要がありました。

ピシコ

しかも当初は粗悪品ばかりが目立ってましたね

もちろん世の中ではもの凄い方も居て、直接海外に向かい現地で購入された方も居たそうで、私も一度向かってみたものの、相当数の在庫を購入する必要があると知り、情報収集だけを行い最低限必要な部品だけを購入できる範囲を持ち帰った記憶があります。

修理を行う為の工具も知らず、海外に掲載されている情報だけを頼りに日々練習を積み重ねた結果、現在があるのですが、これから始められる方はネットで「iPhone修理方法」と検索するだけで動画や、丁寧で詳細に説明が付いた情報にあふれておりますし、工具も部品もネットで用意に購入が出来る様になりました。

身の丈を知る事を学びました

10年目に突入し、6000台を越えるiPhoneの修理を行い、認知度はそこそこ上がったのかな?と思って降りましたが世間ではまだまだの様子。

ここで店舗として一個人として思うことは、自身の身の丈を知る事だと思います。従業員を雇わず一人で運営をしておりますが、一定数の在庫を抱えるリスクというのは確実に存在します。

また、最新機種を扱わない理由は、市場のご依頼の単価が確実に下がっている事にあります。これは競合他社という訳ではなく、修理の平均価格があまりにもばらつきがあるという事。これを平均化しお客様にご提供しやすい修理費用としてご提示しても、どうみても高額になるのです。

修理費用が高額となるという事は、そもそもの仕入れも高額という事になりますので、無理をして仕入れを行うと、ご依頼数が少ない修理部品に関しては完全にゴミ同然の在庫となります。これは過去に何度も経験したのですが、あまりの在庫の数に途方に暮れた事もありました。

身の丈を知らなければ、お客様がお求めになりやすい価格にはなりません。当店は他店との競合をしている訳では無く、規模とニーズを知った上で背伸びをするのを止めました。

私が知る限り、私が経営している市内で撤退したiPhone修理店は10店舗を越えるのを見届けました。そして、その都度背負う物が増えた気がするのです。そんな気持ちになるのも10年目となる程までに経営を続けていたからでしょう。

これからもiPhone修理は許される限り継続致しますが、当店は当店らしく身の丈を知った上で無茶の無い程度に続けてゆきたいと考えております。

一度でも当店をご利用頂いたお客様方に感謝致します、これからもお求めやすい価格と品質の良い製品をご提供が出来る様に取り組みを続けますねー

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