サポート詐欺の被害に遭わないための「おまじない」を覚えておきましょう

本当に多いんですよ、この案件。

最近では週に4件は「サポート詐欺」のご相談を頂く事があるのですが、大抵はWebブラウザを強制的に閉じる事ができれば被害は免れる事が出来る状況となっております。

そこで、今回はWebブラウザを強制的に閉じる方法をお伝えしたいと思いますので、この方法を覚えておく事だけでまずは一安心、と感じて頂ければ幸いです。

まずはWebブラウザだけを閉じる方法

まずは「サポート詐欺」と思われる画面が表示された場合、現在開いているWebブラウザを閉じる方法をお伝えしたいと思います。

方法は非常に簡単で、「Altキーを押しながらF4キーを押す」だけで完了です。

簡単すぎて嬉しくなって何度も押さないで下さいね、連射をするとWindows10以降ではシャットダウンの確認画面が表示されますので、まずは警告画面が閉じる事が出来れば完了です。

お疲れさまでした。

Webブラウザを強制的に終了させる方法

また、上記の方法でWebブラウザ(画面)が閉じない場合は「CtrlキーとAltキーとDelキーを同時に押す」を行ってみて下さい。

この三つのキーを同時に押すと青い画面に数行の文字が行事されるので、その中にある「タスクマネージャー」をクリックして下さい。

すると現在開いているアプリケーションが一覧で表示されますので、「Microsoft Edge」か「Internet Explorer」か「Google Chrome」が表示されていれば、いずれかを選択をして右クリックを押して「タスクの終了」をクリックすれば完了です。

この「いずれか」とは、３種類のWebブラウザのいずれかに「サポート詐欺」となる画面が表示されている事になりますので、消えるまで各Webブラウザを「タスクの終了」を行い、警告画面が消えるまで行って下さい。

これで、基本的には「サポート詐欺」の警告画面を消す方法であり、詐欺を回避する方法でもあります。

この方法を知らずに警告画面に表示されている番号に電話をしてしまうと、遠隔操作の指示をされるだけではなく、相談をしただけで金銭に変わるギフトカードを請求される可能性がありますので、相手は99％外国人という事もあって鋼のメンタルをお持ちですので、議論の余地すら生まれませんので、絶対に通話はしないで下さい。

我こそは正義！！と思っても、この手の詐欺業者は自身が悪いことをしている自覚がありませんので、何度も書きますが絶対に通話はしないで下さいね。