現代では必須とも言えるインターネット環境。
最近ではほぼ標準とも言える「ネット付きの賃貸物件」が存在しますが、私が住んでいる北海道苫小牧市でも令和5年4月5日(水)現在で634件が検索でヒットしました(お部屋探しの物件情報サイトSUUMO(スーモ)より)。
「住んですぐにネットが使える」や「無料でインターネットが使える」など、このような魅力的な環境が備わっている事で、住まい選びの有力候補となる事は間違いありません。
ですが、私がお伺いしたお客様からのご意見は全くの逆でした。
「通信が常に遅い」
様々なご意見を頂いた内容を集約すると上記の内容となります。
オーナー様からすれば「無償で提供しているから」という理由にもなるのですが、それでもどれだけ遅いのか？と調べて見たところ、とある物件で通信速度を計測したことがあるのですがなんと1Mbps以下でした。
因みにNetflixでの推奨通信環境は5.0Mbps以上との事。
「Netflix」のご利用の最低接続速度は0.5Mbpsです。 59人のかたの参考になっています。 動画の品質向上のためには、これより早い3.0Mbpsでのご利用を推奨しています。 さらに、HD画質を視聴するには 5.0Mbps以上、UHD画質は25Mbps以上の回線速度を推奨しています。
SoftBankの［Netflix］利用に必要なネットワーク環境を教えてください。より引用
つまりはYouTubeでもAmazonPrimeビデオでも、同様に快適に視聴する事は困難だと思われますので、お住まいになられているネットのスピードテストを行ってみて下さい。
もしも結果が5.0Mbps以下であれば、ご自身で光回線(フレッツ光など)もしくはWiFi・モバイル回線(ドコモHomeなど)を契約される事をオススメします。
では、個人で契約するにはどの回線がオススメかと言えば、あくまでも個人的な見解ですがスマホ、パソコン、タブレット、家電製品のいずれかの機種が5機種以上を接続するのであれば光回線、それ以下であればWi-Fi・モバイル回線で良いのではないでしょうか。
まとめると、それぞれのメリットとデメリットがあります。
光回線 : 住居によって申込み出来ない、工事が必要
WiFi・モバイル回線 : 通信速度は光回線の約半分、大容量の通信には不向き
つまりは住居の環境によって申込みの可否が決まりますので、ご予算よりも環境に合わせた回線選びを強くオススメしたいと思います。
光回線 : 通信速度が速く最速Wi-Fiルーターを利用出来る
Wi-Fi・モバイル回線 : 工事不要、設置場所が自由